隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

戯言シリーズ最新作『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』発売! 西尾維新さん20周年おめでとうございます!

西尾維新さん、作家デビュー20周年おめでとうございます。 戯言シリーズ1作目、そして西尾維新さんのデビュー作である『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』が発売されたのが2002年2月なんだそうですよ、いやーめでたい、と同時に20年前ってほんと? …

雑記 急な疲れとやる気

急に疲れが出てやる気が無くなるときがありますが、皆様日曜夜、いかがお過ごしでしょうか。 雑記を書くことで、精神のバランスを取りたくなることが時々あるのですよね。新しい仕事にも大分と慣れてきて、日常的な運動もできていて、食事も健康的に取って、…

漫画『宝石の国』7巻初見感想 今までで一番大声を出して叫び、そしてエモいと思った

ここ最近の休みの時間は、ドラゴンライダーシリーズの読書に当てていたので漫画が全然読めていませんでした。 ただ、そろそろ読み進めないとなぁと頭の片隅で思っていたので読みました。そう、漫画『宝石の国』7巻です。以下では7巻のネタバレを含む初見感想…

小説『エルデスト 宿命の赤き翼(上)―ドラゴンライダー〈2〉』 心に残るセリフが多すぎる

クリストファー・パオリーニというアメリカ出身の作家が生み出したファンタジー超大作、ドラゴンライダーシリーズを最近読み始めました。 第1巻については以下で感想を書きましたが、第2巻の上巻を読み終わりましたので感想を書いていこうと思います。最近は…

漫画『宝石の国』6巻 気持ちを揺り動かされたシーンを語る

さて、7巻を読み進める前の最後の仕上げとして恒例の記事を書きたいと思います。 5巻までの同様の記事は以下のようになっていますので、興味のある方は是非目を通していただけたら幸いです。5巻までの同様の記事: thun2.hatenablog.jp thun2.hatenablog.jp …

漫画『宝石の国』 宝石とインクルージョンと個性――アイデンティティについて考える

先日、漫画『宝石の国』の6巻を読了し以下の初見感想記事を書きました。 thun2.hatenablog.jp考えさせられることが多かった6巻ですが「宝石たちのアイデンティティ」というタイトルを付けた通り、何を持って宝石たちがその宝石たるのか、この点が一番気にな…

アニメ『さよなら絶望先生』を時々見てしまう

最近はいつぶりか分かりませんが、積極的に自炊をするようにしています。 野菜を切ったり細々とした作業をする間、スマホを常に触る余裕はないし本も読めないのでタブレットで動画を流すことが多いのですが、最近はアニメ『さよなら絶望先生』をよく見ていま…

小説『エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉』 いつの時代も魔法やドラゴンはワクワクさせてくれる

海外小説を最近は好んで読んでいるのですが、先日ファンタジー小説『九年目の魔法』を読み終わってファンタジーの面白さに浸かりたくなったので、タイトルにもある通り小説『エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉』を読み始め、読了しました(『九年…

漫画『宝石の国』6巻 初見感想 宝石たちのアイデンティティ

5巻までの状態でもう少し考察を深めようとしていたのですが、色々とやることが多くて、考察を待っていると年が明けてしまうなぁと思ってたら本当に明けてしまったので、いよいよ6巻を読みました。 いつもながら、初見の感想を残しておきたいと思います。 6巻…

小説『九年目の魔法』 不思議であり、現実的でもある素敵なファンタジー

小説『九年目の魔法』という作品をご存知でしょうか。 イギリスのファンタジー作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズが1984年に発表した原題『Fire and Hemlock』(火と毒人参)の全訳です。九年目の魔法 (創元推理文庫)作者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ東京創…

2022年振り返りと2023年の抱負

いつもブログをご覧になってくださっている皆様、そして初めましての皆様、改めまして2022年はありがとうございました。 気づけば2023年を迎えていて、相変わらず1年が経つのは早いと感じます。2022年は自分にとって激動の1年でした。様々の環境変化と新しい…

『鏡のなかの鏡』 読了

ミヒャエル エンデが書いた作品『鏡のなかの鏡』を読了しました。 詳しい感想などはまた別途書くとして、まずは読み終わっての最初の気持ちを書き残しておきたいと思います。 エンデとの出会い エンデの作品との出会いは、中学生の頃にある習い事の先生から…

漫画『宝石の国』5巻で心動かされたシーンを語る

さて、毎度ながらとなっていますが、漫画『宝石の国』の5巻を読んで心動かされたシーンを語っていきたいと思います。 この漫画は本当に、読んでいて気持ちがグッとくるシーンが多くてですね、毎回このシリーズ記事を書く度に強く思うわけなんですが、相変わ…

漫画『宝石の国』 宝石たちは諦められない

5巻まで読み進めました漫画『宝石の国』でございますが、なんとまぁ考察したいことが多いこと。 考察という難しい言葉じゃなくても良いのですが、とにかく色々と考えたいことは多くてですね。 答えは語られず、登場人物の機微によって悟らせようとするその作…

漫画『宝石の国』5巻 初見感想 対比される構図に鳥肌が立った

いつもながらタイトルのとおりではありますが、漫画『宝石の国』の5巻を読了しましたので、初めて読んだ気持ちを書き残しておきたいと思います。 5巻までのネタバレを含みますので、その点ご注意ください。4巻までの同様の記事 thun2.hatenablog.jpthun2.hat…

漫画『宝石の国』4巻で心がときめいたシーンを語る

さて、タイトル通りではございますが、漫画『宝石の国』4巻を呼んで心がときめいたシーンを語っていこうと思います。 いつも通りではございますが、4巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。3巻までの同様の記事: thun2.hatenablog.jp thun2.hatena…

漫画『宝石の国』 4巻まで読んで先生について考えてみた

タイトルの通り、4巻まで漫画『宝石の国』を読んでみて、一度先生について考えてみようと思いました。 結論じみたようなものはなく、考えたことを色々と書いた内容なりますのでその点だけご容赦いただければと思います。 4巻までのネタバレを含みますので、…

漫画『宝石の国』4巻 初見感想

ようやく4巻を読了しました。 まだまだ考えとかはまとまっていないのですが、最初に読んだ感想を残しておきたいと思います。なお4巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。3巻までの同様の記事 thun2.hatenablog.jp thun2.hatenablog.jp関連記事 宝石…

漫画『宝石の国』3巻で感情が動かされたシーンを語る

最近読み始めた宝石の国もいよいよ3巻となりました。 これまでと同様に、3巻で感情が動かされたシーンについて書いていきたいと思います。3巻までのネタバレを含みますので、ご注意ください。 2巻までの同様の記事: thun2.hatenablog.jp thun2.hatenablog.j…

漫画『宝石の国』3巻 初見感想

2巻までおおむね整理ができたので、ついに3巻を読み始め、そして読み終わりました。 初めて読んだときのこの気持ちを書き残しておきたいと思います。なお、3巻までのネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。 そうなることは分かっていた 持ち上げ…

漫画『宝石の国』2巻で気に入ったシーンの感想をいろいろ述べる

タイトルの通り、漫画『宝石の国』の2巻の中で気に入ったシーンを上げながら、感想をいろいろ述べたいと思います。 なお2巻のネタバレを含みますので、その展、ご留意ください。1感については以下の記事を書いていますので、よければ参照ください。 thun2.ha…

悲劇のヒロイン思考に陥ると辛い

悲劇のヒロイン思考とは、その名の通り悲劇のヒロインのような思考のことです。 悲劇のヒロインには様々な定義があると思いますが、自分に発生している辛いことや悲しいことや立ち向かわないといけないことが、 運命によって発生しているものだと感じられる…

漫画『宝石の国』 彼女たちが何者なのかを考えてみる

相変わらず宝石の国に傾倒しています。 現在2巻まで読み終わりましたが、現時点での、彼女たちについてを考えてみました。 当然ながらネタバレを含みますので、未読の方はお気をつけてください。 宝石の国(2) (アフタヌーンコミックス)作者:市川春子講談…

漫画『宝石の国』1巻で気に入ったシーンの感想をつらつら述べる

タイトルのとおりです。 漫画『宝石の国』の1巻を読んだのですが、最初に読んだ気持ちを残しておきたいので、気になったり感情が高ぶったりなど、 とても気に入ったシーンを順に紹介しながら感想を述べていきたいと思います。 気に入ったシーンが多すぎるの…

漫画『宝石の国』 とにかく1巻を読み終わった不思議な気持ちを書き残しておきたかったので

漫画『宝石の国』1巻を、とりあえず1回だけ読んでみた感想。明日以降2回目を読んでみますが、まずは1回目を。 ネタバレを含みますので、未読の方はお気をつけて。現在アマゾンだと、最新刊発売記念なのか無料で読めるので、興味のある方はぜひ。宝石の国(1…

映画『すずめの戸締まり』感想 人生のターニングポイントに新海誠さんの作品がある

2022年11月11日、公開初日に『すずめの戸締まり』を見てきました。 ネタバレがありますので、未視聴の方はお気をつけてください。小説 すずめの戸締まり (角川文庫)作者:新海 誠KADOKAWAAmazon 感想 見終わった後の気持ちは、なんとも言えない感じで、相変わ…

小説『ねじまき鳥クロニクル』を今更読んだ

これまで読んでいなかった村上春樹さんの作品を読むシリーズ。 『騎士団長殺し』『1Q84』『海辺のカフカ』と読み進め、つい先程『ねじまき鳥クロニクル』を読了しましたので、新鮮な気持ちのうちに読了感を記しておこうと思います。念のためですが、本記事で…

漫画『チ。―地球の運動について―』読後感

本記事は漫画『チ。―地球の運動について―』のネタバレを含みます。 まだ読了されていない方はお気をつけていただければと思います。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)作者:魚豊小学館Amazon 読後感 どこで知ったかは忘れてしまったのです…

小説『海辺のカフカ』を今更読んだ

ここ最近は、これまで読んでいなかった村上春樹さんの長編小説を読んでいます。 『騎士団長殺し』『1Q84』と読み進め、つい先日『海辺のカフカ』を読了したので、感想を残しておこうと思います。 念のためですが、本記事では作品のネタバレを含みますので、…

アニメのBD&DVDに、原作に関わる重要な特典を付けるのはそろそろやめにしませんか

本記事は、6月24日に発売されたライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編7』の、あとがきの内容を含みます。 まだ読了されていない方で、あとがきの内容を知りたくない方はお気をつけてください。 なお、あとがきには本編の内容は書いていない…