隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第二十二話(終) 「より良い明日へ」

ついに最終回がやってきました。全体を通して見ればいろんな意味で笑わせてくれたこのアニメでしたが、最終回も十分に笑わせてくれました。
最終回ということで作画は大分ましであったとは思います。ストーリーの方はかなりのご都合主義な展開で、それもまた笑えました。しかしなんといっても一番の笑いどころは最後の戦闘シーンでしょう。目が赤く光る敵、突如顔が崩れる拳志郎、笑えるぐらいひどい拳の動き、そして極め付きは敵の完全消滅。正直腹抱えて笑わせてもらいました。最後の最後にこれを持ってくるとはいったい何を考えてるんだか(褒め言葉)。その後玉玲が全てを思いだし唐突に終了。ここで視聴者一同「潘親分は?」という疑問。完全スルーっぷりにまた終わってから笑わせてもらいました。
最後まで爆笑で終わらせてくれた蒼天の拳。正直1クールくらいまでは普通に面白かったんです。普通にというのは、作画の崩れや話の合点がいかない点に笑うのではなく、ストーリーの面白さに笑ったりギャグ演出に笑ったりという意味です。それが途中から、製作者側のトラブルもあったようで、一転作画崩壊・話崩壊を楽しむアニメになってしまいました。それはそれで楽しめていたのでよかったですが、でも最後まで1クール目のような面白さがあればそれなりの作品にはなっていたんじゃないかと思います。