隠れてていいよ

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第22話 魔女テーガンの復活

冒頭、「俺のおかげでもある」というセリフが無くなりちょっと意気消沈気味だったのですがそれはこれから始まる本編のほんの序章でした。ジャスミンの「もう、バルダは慎重すぎるのよ」というセリフはある意味で今後の展開を予期していたものだったのかもしれません。
さて、リーフたちの前に突然現れた美少女、フランソワーズ。しかしその正体はテーガンの子供たちで、リーフたちをテーガンの元へ連れて行こうとする策略であった…というまぁよくあるお話なわけなんですが、やはりデルトラにかかると非常にシュールなギャグになってしまいます。いや、シュールではなくてただのギャグなのかもしれません。まず、突然現れた少女に早くもデレデレするリーフ。彼女の言う事を何の疑いもなく信じ、意地でも一緒に行こうとするリーフ。ジャスミンがリーフに一生懸命に、というか当たり前に忠告してくれているのですが聞く耳を持たずさらにはバルダまでリーフ側に賛同する始末。結局フランソワーズと共にしばらく旅をすることに。道中、フランソワーズが持つ鞄が噛みつこうとしたりと色々不可解な事が起こるのをのを目撃するジャスミンですが、幻草という名の存在するかも分からない草のせいにされるジャスミン哀れ。「バルダ危ない!」と言ってジャスミンがバルダに投石するシーンは腹筋が壊れるかと思うくらい笑わせてもらいました。「危ない事をしてるのはジャスミンじゃないか」というリーフのセリフがもうたまりません。しかもフランソワーズには「ジャスミンさん、大丈夫ですか?」と頭がおかしい人呼ばわりされる始末。もう、どうしてこんなにおもしろいのか。
フランソワーズですが、鞄や帽子の暴走をフォローするなど機転が聞くシーンや影の憲兵団を一瞬にして葬り去る強さを見せるシーンがあると思いきや、ぺらぺらとテーガンの事を喋りそうになったり頭の位置を間違えたりするなどギャップが激しい。
さて、今回のお話でバルダへの投石をも超えるシーン、それはリーフの最後のシーンでした。ベルトのルビーがリーフに危険を知らせてくれるのです。視聴者一同「ルビーのおかげでやっと騙されていることに気づくか…」とすでに半ば疲れ気味で突っ込んでいたと思われるシーンなのですが、次のリーフのセリフの瞬間凍りつきました。「もしかしたら、フランソワーズのお母さんに何かよくないことが」…これはひどい。もう腹筋が壊れるとかそんなレベルじゃありません。死ぬかと思いました。
そして本編を爆笑のまま終えやっと終わったと油断していました。すると予告でリーフが「ジャスミン、気をつけて」ですよ。さすがに言わせてもらいます。お前が言うなwwwww
素晴らしい、素晴らしすぎますデルトラクエスト。今日は間違いなく神回でした。