隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第11話 「シモン、手をどけて」

おもしろい、実におもしろい。アニキがいなくなってからどうなるかと思ったのですが、そのアニキの事をうまく絡めた、シモンが葛藤するという流れは非常に面白い。シモンはアニキではない、シモンである、という事にようやく気づいたシモン。そしてそれを気づかせる事になるニアの存在。確かに長くシモンたちとは関わっていないニア、もちろんアニキには会ったことすらない。しかし逆にそんなニアにもわかることがある。「シモンはシモンであって、アニキではない」ということ。
そして、シモンが吹っ切れるシーン。ラガンも共鳴する。ニアを助けるためにラガンと共に現れるシモン。そしてアニキのお株である、超かっこいいセリフを言います。「俺を誰だと思っている、俺はシモンだ。カミナのアニキじゃない。俺は俺だ。穴掘りシモンだ!」というシーン、音楽も相まって鳥肌が立ちました。アニキの回想を使うのは反則だと思うのです。正直涙出そうになりましたよ。今回は本当、反則的なまでに感動してしまいました。
ところで、今回やられ役となったグアームですが、最初あんなに大物ぶりを見せていたのに最後はギャグのようにやられたのはちょっとびっくりしました。四天王はそんなに強く無いのか、それともシモンが強いのか。