隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第14話 「銀色の夜、心は水面に揺れることなく… 後編」

銀回後編。やはり温泉シーンはありませんでした。さて、銀の過去や思いがたくさん詰まったお話でした。そしてサブキャラたちもみんな魅力がありかつ目立っているという珍しい形でした。特に敵キャラである二人の契約者もしっかりと過去があり、感情移入できました。銀が、ピアノを弾く音だけ進められる中盤のシーンはジーンと来てしまいました。個人的には、凱が黒に対して「あの子、本当無口で無表情で、まるで人形みたいだったぞ」「おい、聞けっ!顔や言葉に出せなくたって、あの子心の中じゃ泣いてんだ。わかるか。人形扱いしていい人間なんざこの世のどこにもいねーんだ!」とうシーンでマジで泣きそうになりました。そしてその後のクライマックスシーンでの、観測霊がいっせいに飛び出し夜空を舞うシーンに鳥肌が立ちました。銀が手を広げ、そして過去を思い出し、そして、「泣いた」。決して感情を持たないはずのドールが、銀が泣いた、涙した。EDの入りもいつにもましてすばらしかった。演出がすばらしすぎでした。純粋に感動してしまいました。