話題のアニメが始まりました。TVOでは初回放送が4時20分となかなか遅いお時間でして、生で見てたんですがふと目が覚めると5時10分くらいでしてその後一人でさびしく録画を視聴してました。
さて、多少の基礎知識はあるもののほぼノーチェックでの視聴でしたが、まず見終わって一言、「なんて内容の濃い1話だったんだ」と。録画でしっかりと見ていたせいもあるのかもしれないのですが、30分が異様に長く感じ、そしてストーリーがとても濃かったです。桂言葉、西園寺世界という二人のキャラクターが第一話での主役だったわけですが、どちらのキャラもすんなりと受け入れることができました。このあたり構成がうまいのかなと思ってしまいます。
そして、1話にしてこのアニメに魅力を感じたのは何より人間関係が今後絶対にドロドロしてくるという確証があったからです。世界が主人公誠に対して好意を抱いていることはあきらか。そして誠と仲良くなるために、多分くっつくことはないだろうと思った言葉と誠をひっつける作戦を決行する。しかし実際は言葉が意識していた人物というのは誠であり、そして誠も言葉のことが好きだったので両思いに…。もうこのあたりから不穏な空気びんびんですね。そして、最後の学校の帰りでの電車のホームでのキスシーン…これから始まる血みどろの人間関係が見えてくるようでした。
わずか１話にしてここまでの作品への引き込み、そして安定している作画、自分が好きな人間関係のもつれがこれから行われるかもしれないという高い期待…これは良作になりそうな気がします。
