隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第10話 消えた力と気持ちのこと。

完全に力がなくなった千波美。そして、そのおかげで「普通」の生活を送る事が出来る千波美。その差に戸惑いつつも、携帯電話を持つ事が出来るだとか、音楽プレイヤーを使う事が出来る打とか、炊飯ジャーを使う事が出来るだとかエトセトラに少し楽しさを見出す千波美。その様子がうまく描かれてたなぁと思いました。
そして、力が無くなった事による人間関係への影響。おそらくは先週の光太郎と園美のやり取りを見て感情が爆発し、何かしらの影響を受けたのでしょう。その光太郎が「力にだけ興味がある」と言ったのがとてもショックだったようです。光太郎としては、そういう意味で言ったのではないのでしょうが、千波美には「力にだけ興味がある→だから力がなくなった私なんてどうでもいい存在」という思考になってしまうのです。よくある恋愛勘違いといえばそうなのですが、このくらいベタな方が感情移入しやすいってもんです。最後のバス停での、千波美と光太郎のやり取りは胸に来るものがありました。
次回のサブタイにもなってますが、陰謀とやらが表に出てくるようですね。果たしてどういうストーリー展開になるのか、今から楽しみです。