隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第1話 確かにあのケープはない…いやありかもしれない

朝アニメ、そして一応は小さな女の子向けアニメが開始されました。原作はなかよしで連載中で作者はローゼンメイデンの人と同じでPEACH-PIT氏。
まず、開始早々思わず「小学生かよ!」とリアルに突っ込んでしまいました。いやぁ、久々に逆設定ですねぇ。明らかに見た目が小学生並に小さいのに、18歳以上だとか高校生だとか中学生だとかはよくありますが、見た目が中学生から高校生なのに設定が小学生は久々な気がしました。ストーリーは、口下手なせいで自分のキャラが勝手に「クールだ、カッコいい、怖い」などと決め付けられてしまい、本当はそうじゃないのにーと嘆く少女が、ある日突然不思議な卵から生まれた「しゅごキャラ」というキャラに振り回されていくお話、といった感じでしょうか。この設定はとても良いですね。なぜかと言うと、私は葛藤がとても好きなのです。「本当はこうじゃないのに、どうしてそうなの」というシチュエーションが好きな私には素晴らしい設定。初回からその設定を生かしたシーンがたくさんあり、とても満足できました。出てくるキャラクターはどれもかわいい系で見ていて癒されます。さらに、卵から生まれたしゅごキャラがこれまたかわいい。一番最初に生まれた赤色主体のしゅごキャラ、その名もラン。声は阿澄佳奈さん、ひだまりスケッチゆのっちですね。ちょっと舌足らずな感じのしゃべり方が非常にかわゆかったです。一話でライバルになりそうな敵キャラも出てきて、掴みとしてはかなり良かったんじゃないかと思います。いやしかし、女の子向けのアニメは面白いですね。作る方もどのくらい女の子向けに作ってるのか気になります。
ところで、ヒロインである日奈森あむの憧れの人である辺里唯世(ほとりただせ)、通称「王子」。声が高木礼子さんという人なのですが、この人金色のコルダのヒロインである香穂子も演じていたのですね。すっかり忘れていました。まったく別人に聞こえましたよ。こういうことがあるたび、やはり声優さんはすごいなぁと思ってしまいます。