今回はちょっとだけサイドストーリー的なお話。正確にはサイドストーリーってわけでもないんですが、普段の日常から離れるという点ではサイドかも。
さて、戦っていたワームの攻撃（電気関係）の影響で各ソニックダイバーが応答不能、さらにコントロール不能で遭難することになってしまった瑛花たち。無人島で助けを待つ事になる瑛花たちですが、やはりこういうところへ来ると生活力が如実に出るのが面白いですね。そして気の持ちようや、行動力も試されるわけです。最初はみなさん無人島生活を素直に楽しんでいました。楽しんでいるシーンが実に楽しんでいるように見えまして、やっぱり普段の任務は面白みがないんだろうなぁと改めて思ったり。いきなり服を脱いで全裸で川で泳ぎだすメンバー（瑛花除く）には笑わせてもらいました。普通全裸ってあまり直接的過ぎてエロくないのですが（もちろん人によりますが）、普段ほとんどエロの恩恵に預かっていないこのアニメからすると、相当なサービスシーンだったように思えますし、そのおかげかとてもエロく感じました。
「もしかして瑛花、料理ダメな人？」というエリーゼの指摘からもわかるように、瑛花さんの料理ダメ属性が発覚。これまた素晴らしい要素をお持ちで。ほとんどの事に完全人間な人ほど料理とかができなかったりするという、このギャップがよいですよね。
さて、今回の無人島話で最も語られたのは瑛花とエリーゼの事でしょう。エリーゼがソニックダイバー隊へと入ったとき、エリーゼを素直にさせた張本人である瑛花、そしてその後の話でもずっとエリーゼとは文句を言い合いながらも一番仲が良かった瑛花。そんな瑛花とエリーゼの関係をさらに描いてくれたのが今回だったかなぁと。なんせ、瑛花さんを泣かせるぐらいですからね。瑛花は大人びすぎていて、エリーゼは子供だ、ということがこの二人の関係をよく表しているんじゃないでしょうか。言っていることがいくら瑛花よりも行動的な物だったとしても、行動的と無謀とは違います。そこのあたりの判断がやはりまだエリーゼが子供だということをわからせてくれます。結局は「べ、別にあの子のためってわけじゃないから」なんて事を言ってしまうくらいツンデレな瑛花さんに戻っちゃうのです。瑛花さんはほんと素直ですね。自分のことを反省できるっていう性格は尊敬できます。
と、やはり人間関係がより深く描かれるお話っていうのはどんなアニメでも面白いと思います。今回のお話は今までの中でもかなり上位に入る回でした。スカイガールズ面白いですね。
