隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

5話 菜々香は不幸体質なのか。そうでもない?

相変わらず菜々香は、不幸体質なのかわかりませんがやる事やる事裏目に出ちゃいます。そしてやらなくても周りから不幸がやってくるという悲しい少女。今回一番思った事は、菜々香が今までに比べてずいぶん感情豊かになったというか、気持ちを前面に押し出すようになったという事なのです。佐菜のことを「佐菜」と菜々香が呼ぶのに違和感が出るくらいです。今まで佐菜のことを「佐菜」と呼んでいたシーンってありましたっけ…というくらい珍しかった気がします。星野さんと佐菜が買い物しているところを見かけ嫉妬し、いつもなら嫉妬で終わるところが、積極的に行動します。それはもう、舞いの練習をやめて、佐菜たちが行くというボランティアに参加するぐらい積極的。「だから、私も一緒に」と佐菜にお願いして、それが叶うと、ほっと安心するのです。なぜ私も一緒に行きたい、と言うだけでここまで菜々香は気を使ってしまうのでしょうか。それはやはり佐菜のことを思っている、でも気持ちをうまく伝えられないし行動できない。そんな中星野さんなんていう人が佐菜といつも(偶然にしても)くっついているのが許せない、そんなところでしょうか。菜々香は不憫ですねぇ…。今回もっとも不憫だったのは、佐菜が射的でとった人形を、雛子にさっと横取りされてしまった事でしょうか…。ほっぺたを膨らませてぷーと悔しがる姿はかわいかったのですが、その後佐菜がすぐ立ち去ってしまい、孤独な空気を味わっている菜々香を見ると悲しくなってしまいました。
さて、今週も佐菜が空気読めなささを発揮してくれました、そしてまたしても朱里に気を使わせてしまうのです。フォローにまわる朱里も大変です…。今回最もシリアスになったシーン(バイオリン弾いて云々のシーン)はまさに、佐菜が原因で起こったことなのでした。佐菜はホント素でやってるから困ります。そしてやはりというべきか、最後にはきっちり菜々香と心を通じ合えるんだから憎めない…。この空気読めなささ以外は結構完璧な主人公だと思うのですがね。
さてさて、相も変わらず麻緒衣さんのテンションは素晴らしいですね。今回は祭効果ということでさらにテンションがおかしかった麻緒衣。浴衣が似合ってるよと佐菜に褒められたときの麻緒衣の反応、何十回もリピートしてしまいました。そして祭会場で、やたらと行動が早い麻緒衣にも笑わせてもらいました。いつの間にかリンゴ飴とわたあめを持っている麻緒衣…なんとすばやい行動。
次回は再び雛子が登場のようです。もうメインの話はないんじゃないのかと心配していたのですが、それは杞憂だったようです。次回もまた麻緒衣の壊れっぷりが見れそうな気がして楽しみです。「変なシーンはないからねー」は、変なシーンがあると解釈してよろしいですか?