隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

菜々香ルートと麻緒衣ルート

さてさて、このアニメが面白いなと思う理由の一つに、シリアスとギャグを混在させているというところが私の中ではあります。
シリアス話なのにしっかりとギャグはやっていたり、アニメンジャーの話のようにギャグとシリアスが行ったり来たりしていたりと。

今回のアニメンジャーのお話、アニメンジャーに関わらずですが、遊園地で遊ぶというシーンはギャグ担当なわけです。
金朋先生がいつもどおり暴走気味だったり、雛子の「大人ぶろうとしてるんだけどやっぱり子供」という一面がたくさん描かれたり、そして電波将軍(CV:若本)とアニメンジャーなんて(いい意味で)ふざけたキャラも出てきます。

ではシリアス担当はといいますと、Aパートを丸々使っての菜々香の記憶や過去の事、Bパートでは佐菜と菜々香、朱里と修輔の観覧車が主でした。
そろそろ朱里と修輔に関しては話が進むだろうと思っていましたが、観覧車というシチュエーションで一気に進ませるとはベタでしたね。二人きりになれる空間というものはストーリーを進行させます。


さて、Aパートの菜々香の過去の事です。
額面どおりに受け取るなら放火した犯人は菜々香のおじさんなわけです。
ですが、あまりにあからさま過ぎて本当にそうなのかと疑ってしまうのは私だけなんでしょうか…。これで、菜々香が今後記憶を取り戻し、そしてやっぱり犯人はおじさんだったというオチだとちょっと弱いんですよね。

これはいわゆるミスリードというやつではないかという感じがするのですが本当のところはわかりません。あからさま過ぎるほど疑ってしまいます。

続いてBパートでの佐菜と菜々香のこと。
少し前から気にしてる事なのですが、それは麻緒衣の今後についてです。麻緒衣とはフラグのフの字くらいしかついていない佐菜、そしてこれまでひたすらギャグ担当にさせられてきた麻緒衣。
そしてここ最近の佐菜と菜々香との関係。これらからいろんな結末が想像できるのですが、まずは単純に佐菜と菜々香ルートへ突入すると言う事。

しかし、正直これはありえないと私は思います。理由は麻緒衣が不憫すぎるからなんですが。
私個人としましては最後は麻緒衣ルートへと行ってもらいたいのですが、そうなると佐菜と菜々香はどうなるかという問題が残っているわけです。

考えられる可能性としては、まず菜々香の過去の件について佐菜が何らかの影響力を示して解決する、そして佐菜自身は菜々香は守ってあげる存在だよEND、そして残り話数で麻緒衣ルートへ突入というルート。しかしこれだと今度は菜々香がかわいそうになってくるわけです。
今回のお話でも顕著でしたが、菜々香は本当に心が傷つきやすい一方人に対する思いやりも人一倍なんですよね。
佐菜にうまく謝るために練習をするシーンだとか、謝ろうとするけれども素直になれないシーンだとか、そして最後の観覧車で思い切って謝るシーンだとか。
そんな菜々香を放っておいて麻緒衣ルートへ佐菜が行くはずが無い…と思うのです。そうなると、今度は麻緒衣が…と無限ループに陥ってしまうのです。


というわけで、これらをうまく解決するには、円満ENDしかないという結論に。
過去の事も全部解決、菜々香は俺が守るよ、麻緒衣たちともこれまでどおり楽しく付き合うよ的な。このルートだと麻緒衣の扱いがとても微妙になりそうですが、ここまで菜々香よりな展開になっているとこれも仕方がないと思うのです。

後は朱里と修輔の問題なわけですが、残り話数が少ない中この問題をうまく解決できるかどうかが心配です。
普段朱里が、修輔の事を「小さい頃は〜だったんだから」と言ったりしているからこそ、朱里が修輔に頼るシーンが今から楽しみでなりません。
親父さんとの修羅場が一体どうなるのかわくわくしてしまいます。


さてさて、今後の展開が待ち遠しいマイユア。関西では10話(9話がアニメンジャー)が金曜深夜に放送予定です。
「来週のマイユアは深夜4時35分からお送りします」というテロが入っていたのでリアルタイム視聴するかどうかが微妙なところです。