隠れてていいよ

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10話 久々に感情移入しまくりました

第10話、あさみが朱里をかばって刺されるといえば分かりやすいでしょうか。11話とあわせての感想となりますが、この感想自体は10話を見終わって、11話を見ずに書いたものです。
さて、今回は朱里と修輔の問題についてを深く描いた回でした。今まで二人のことについては、そこまで深く描かれなかっただけに今回のように切実な問題にまで発展してくる展開は胸が張り裂けそうな気持ちになると同時に修羅場展開にニヤニヤしてました。そんなさまざまな修羅場や盛り上がる展開の中で一番印象に残った、心に残ったのは、二人がいかがわしい場所へ入って行ったところを目撃したという匿名の手紙について言及された後の教室のシーンです。黒板には修輔と朱里の相合い傘の図。朱里は精神的なショックのために教室から走り去ってしまう。それをみた修輔がぶち切れる、というシーンですが、この時の修輔にはありえないほどに感情移入してしまった気がします。こういうシーンって、なんだか見ていて恥ずかしい場合の方が多いのですが、今回のこのシーンでは完全に修輔に感情移入することができました。
さて、二人に襲い掛かる不幸がたくさんありますが、それを二人で乗り越えようとします。今までも確かに朱里と修輔は、仲が良いという描写はありましたが、今回のそれは今までをはるかに越えていましたね。特に修輔がデレデレ状態でした。二人手を握るシーンなんかは、背徳感たっぷりで見ているだけでたまりません。そう、この二人は兄弟なんですよね。やはり背徳感が良いですね。最後の朱里の部屋でのやり取りなんかはもう危ないにおいがプンプンしてどうにかなりそうでした。ロンドンに飛ばされることになった朱里、この状況をどう打開してくれるのか期待です。
そして、ここにきて猫の伏線が回収されました。しかし、ここまでストーリーに影響してくるとは思いもよりませんでした。確かに前からおばあさんは危ない雰囲気をかもし出していましたが、まさか気がふれてしまっていたとは。朱里は、ただでさえ家庭の事情で精神的にひどい状態なのに、追い討ちをかけるようにさらに悪い事がおき続けます。是非、是非最後には朱里に笑顔を。