隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

願ったらこんな女の子が現れてくれますか?

true tears面白いですね。前回感想を書いた時点ではかなり理解不足の部分があり、今読み返してみても恥ずかしい限りです。というわけで、現在関西ではぱちぱちっとな4話まで放送済みで、もう一度4話までを見返してみたのですが、どのくらい自分が理解できていなかったのかをまざまざと思い知らされました。なんといいますか、基本的にパソコンを見つつテレビを見る私にとって、つい本編の内容がおろそかになりがちなときがあるのですが、このアニメもそうでした。2話の時点では、乃絵がただの電波な子というイメージでしかなかったのですが、今では破天荒遊戯のラゼルと肩を並べるくらいかわゆいです。「ただ電波な子」というイメージを持っていた自分がちょっと恥ずかしいです。
3話から4話にかけて、比呂美と眞一郎の関係に大きな変化が訪れます。眞一郎は比呂美に好意を持っていた、比呂美は自分に行為を持っているのだろうと少なからず眞一郎は思っていた、しかし違っていた、という流れです。ただし、実際のところ本当に比呂美は乃絵の兄が好きで、眞一郎の事をどのように思っているのかが定かではないと思います。時折昔の回想で眞一郎が出てくるあたり比呂美は眞一郎のことが好きなのだと私は思うのですがはたして。というよりも、ヒロイン級(というかヒロインですが)の女の子が主人公以外の男の子とくっつくのはいけません。どこぞのエロゲーじゃないんですから。
さて、乃絵の兄に近づきたいがために乃絵と友達になりたかった、ということですが、1話から見直してみるとなるほど、それを予想できる伏線はある程度ありました。特に、比呂美の感情の変化といいますか、行動を注意深く観察しているとそれがよく分かります。だからこそ、比呂美が乃絵の兄に近づきたかったのは事実で、じゃあ比呂美の真意はいったいどうなのかということで。私としては、主人公がぜひぜひ、乃絵とくっついてほしいので、比呂美は兄に執心していれば良いと思います。でも執心と呼ぶくらいの感情変化や行動を見せていないのがなんとも…(乃絵と知り合いになろうとしたことは、そういった行動に含まれるかもしれませんが)。
さてさて、そんな比呂美のことは置いておいて、やはりこのアニメは乃絵がヒロインですよね、多分(ひどい)。少なくとも自分はもうこのアニメを見る対象が9割がた乃絵になっております。比呂美と比べて出番が少ないのでちょっと悲しいですが、これからどんどん登場回数が増えるのではないかと予想。アニメのタイトルにもあるように、「涙」の事について掘り下げられているのは今のところ乃絵のみ。これからも乃絵の魅力に迫っていきたいと思います。あの、見た目子供っぽくて、実際子供っぽい所があって、でも時折大人っぽい考え方をしたり感傷に浸ったりするところがたまりません。不思議少女とはちょっと違う、独特の魅力があると思います。