隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

聖痕のクェイサーとかこどものじかんとか

見えない、聞こえないといった規制が入った作品で、最近印象に残ったものといえばこどものじかんという作品でしょうか。セリフ、映像にかなりの数の規制がかけられていたことは視聴した方なら覚えておられると思います。当時もこの規制に対して賛否両論ありました。当時書いた記事の一つで私は「このアニメに関しては規制に対してどういうスタンスを取るか、どう思うかによって楽しめるか楽しめないか変わってきちゃいますよね。」と記しているんですが、聖痕のクェイサーというアニメについても同じことが言えそうです。いい加減にしてくれよと思う人がいれば、ディレクターズカット版が有料で配信とか…最初からOVAでやれと思う人もいれば、BDDVD購入決定したなと思う人もいるでしょう。
さて、2話では1話以上に規制が入っていたと思われます。もう月の登場は飽きたよ、という人が多かったのではないかと。月が登場した後は音声の無いエロシーンが映し出され、また月が登場したかと思うと今度は一応音付きでエロシーンが流れたり。見ていない方に簡単に説明すると、エロいシーンが放送できないので代わりに話の中で使用された月の映像(当然実写ではありませんよ)が映し出され、音声だけが(または音声も無しで)流されるという事がある程度長いシーンの中で頻繁に行われていました。とても印象に残ったのがこのシーンで、その他にも明らかに規制がかけられていて話の前後が分からなくなるレベルのものが多かったように思えます。パンツが駄目なのでそこだけ隠したよ、といった規制なら分からなくはないです。ロザリオとバンパイアでのコウモリ(CV子安)なんかは分かりやすい例ですね。しかし、話の流れが掴めなくなるような規制のかけ方、またそういった規制をかけざるを得ない作品の作り方というのはあまり気分の良いものではなかったですね。下手をするとあのね商法よりも悪質なんじゃないかと思います。仕方なくのレベルを超えた規制にはどうしても納得がいきません。何とかならなかったものでしょうか。