久々にテロに殺意がわいた。オリンピックのために次回の放送は〜時からになるよってテロを、雄二と翔子の最後の語り合いの最中の一番いいところで出しやがりました。めちゃくちゃ良いシーンで、こっちは涙は流さずとも、うるっと来ていたのに、そこで出すかよテロを…。大抵テロが出るタイミングに関しては、笑って済ませられることが多いのですが、たまにこういった空気嫁無さすぎて逆にうざい時があって困ります。おいおい、出すタイミング絶対ここ以外にもあったんじゃないの、っていうツッコミ。
本編は、先週のオリエンテーションの景品だった如月グランドパークのカップル専用プレミアムチケットを、明久が翔子に譲った事から始まります。今回は、このアニメにはちょっと異質なヤンキーなカップルが出てきます。このカップルが出てくる度に、おまえらは必要ないんだよ、っていうツッコミだとか、もう出てこないでよ胸が痛くなるから、と思った方も多かったのではないでしょうか。しかしこういった悪役キャラがいるからこそ、より一層メインが目立のは間違いないわけで。そのおかげか、翔子と雄二の関係が際立っていたように感じました。
翔子の夢を馬鹿にされても、表向きはそんなの関係ねぇという態度を取るくせに、きっちりけじめをつける雄二かっこいい、のは当然としまして。今回最も印象に残ったのは、おそらく作ってきたであろうランチを渡せず、レストランに行くことになり、食後に雄二に対して「雄二となら…なんでもおいしい」と翔子が言うシーン。切なすぎて泣いた。雄二とならなんでも〜という言葉に嘘はないのでしょうけれど、変にその言葉が絶対となってしまっているせいで、ジレンマが生じている感じ。このもどかしさがたまらなく切ない。
しかし、本当に翔子押しなのかもしれませんねぇ。瑞希、美波と個別回がありましたが、感動補正を抜きにしても翔子回の力の入れ方は半端ではなかったように思えます。今後も翔子さんに期待です。
