隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

ポケモンの映画を見ていてツインテールはやっぱりいいなぁと思った

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ」という映画をわけあって見ました。今作はアドバンスジェネレーションということで、女性キャラはカスミではなくてハルカさんです。ヒカリでもありません。私のポケモン視聴歴はカスミで止まりヒカリでちょっと復活しています。なので休憩期間では劇場版どころか本編の方も見ていないので、ハルカというキャラをほとんど知らず、ヒカリはかわいいなぁと絶賛しているだけでした。しかしここ最近ちらほらとアドバンスジェネレーションの本編を見る機会があり、ハルカを改めて見直してみるとなんとかわいい。もしかしたらカスミやヒカリよりもツボにハマったかもしれません。魅力について語りだすと長くなるので今回はおいておきます。
なお本記事では、ツインテールの良さについて述べた後に、アニメの王道ストーリーについて書いています。
さて、普段のハルカさんの髪型は、説明しづらいのですが犬っぽい髪型です。耳が下に垂れている感じの犬っぽい髪型です。そんなハルカさんは本映画では、とある事情からドレスに着替えツインテールになるシーンがあります。そのハルカさんがとてつもなく可愛くてビックリしていました。ツインテールはロリっぽく見える、というのは定説なわけですがなるほど、素晴らしい属性だと思います。同時に普段とは違うヒラヒラ付きのドレスなんか着てみなさい、不思議なことに一気に魅力が3倍以上になってしまいます。ツインテールは、世のお兄ちゃんのロリータ属性を刺激している、またお兄ちゃんにアピールしているとしか思えません。逆に言えば、普段ツインテールにしていないキャラをツインテールにさせれば、そのキャラクターを一時的でも際だたせることができるわけです。これは直接的なエロ描写・手段ではないわけですが、しかし大きなお兄ちゃん方の一部は大喜びなわけです。また、大喜びではなくても、いつもと変わったなということを印象づけることができるので表現手法としては最高なのではないのでしょうか、とふと考えていました。
小学生の頃、ポケモン映画というのはバイブルのようなもので、とにかくのめり込んでいたと思います。それから短くない年月が立ち、再びポケモン映画を見る機会があったわけですが、安定して面白いわけです。
まずはストーリーの流れのこと。当然子供相手に作っているわけですから、ある程度はストーリーを分かりやすくしなくてはいけません。なのでちょっと露骨に問題提起することも許されます。例えばあるキャラクターは表面上は良い人だけれども実は悪い人だったという設定も複雑に伏線を張る必要はなく、話の最初の部分でその悪い部分をわざと見せるなんて事もしていいわけです。
次に感動させるラストのこと。人が消えてしまう、ポケモンが消滅してしまう…といったことは必要でも、人が死んだから悲しい…といったストーリーを作る必要がないのは良いことなのかと思います。誰かを死なせないと感動を作れないのか!、とか言う気は毛頭ないのですが個人的にはあまり露骨な人の死が関わらない方がスッキリする印象があります。ポケモンの消滅は死なせているのと同義ではないのか?とか、直接的ではないけれど人が消滅するような描写は死なせていると同義ではないのか?とか言われると困りますが、それはそれ、これはこれとさせておいてください。
後はお色気的要素ですが、子供作品とあって露骨なものを入れることはできません。せいぜいタケシというキャラが、お姉さんキャラが出てきた時にお熱になってしまうという描写がなされる程度です。ですがわずかな時間を割くだけで、それが表現できてしまうのは素晴らしいですね。お話がとてもスッキリすると思います。
結局ここまで述べたような事をまとめると、自分の中では王道という言葉に集約されるのかなと。感想を書く際に私は王道という言葉をたびたび使い、また王道的なストーリーがもっと評価されるべき、のような言い方をします。その一番の理由は、ストーリーが理解されやすいから、というものが多いです。突出した、今後長い年月評価の対象となるような作品は生まれないかもしれませんが、安定した面白さを求めるなら王道は適していると思います。
ここまで書いておいてこういうのもなんですが、私自身は王道が絶対だ、とは思っていません。むしろ王道から外れた、例えばとあるヒロインにお熱にさせておいて実は最後ではハブられます、なんて作品も大好きです。しかし、一体何をしたいんだろう、わけが分からなすぎて視聴者離れを起こしているぞ、といった作品よりは王道的な作品の方が面白いと思います。作るなら視聴者をワクワクさせるオリジナル作品を、そうでないなら王道作品を。偏った考え方ではありますが、超が付くほど訳が分からない作品を見せられるよりは王道作品を楽しむ方が私は好きです。