隠れてていいよ

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俺妹、原作とアニメではストーリーの魅せ方が違うのか、変更を加えているのか

何となく買っていた俺妹の原作1巻を、ふと読んでいたら、作品の感じ方に違いがありすぎてびっくりしたので。なお原作の4分の3ほど、つまりオフ会終了辺りまで読み進めて止まっておりますが、原作ネタバレにはご注意下さい。

アニメから行間を読めない

もしもアニメが原作をほぼ忠実に再現しているとするならば、アニメでの桐乃に対する京介の態度は、ただのシスコンにしか見えない。例えば、「お前がどんな趣味を持っていようが、馬鹿にしねぇ」のセリフは、原作だと、その場を乗り切りたいがために“言ってやった”という表現がなされています。しかし、アニメではナレーション解説はもちろん有りませんから、京介の心の声は京介が喋るか思うかするしかありません。

アニメでは、インパクトが大事!

1話切りのお話も少し絡んでくるのですが、やはりアニメでは注目してもらってなんぼという側面があることは否めません。つまり、1話においては「桐乃かわえええええ」と感じてもらうのが、制作者側の意図であると捉えることができます。

そうは言っても、最初だけだと思います

あくまで、オフ会後くらいまでを見終わった自分が、原作1巻を4分の3ほど読み進めた結果、感じたことを羅列してみました。

どちらにしろ、すぐに京介も妹萌になっていくようで、違和感を感じるのは最初だけかもしれません。しかし、少なくとも桐乃の趣味が京介にバレるという1話の一連の流れの中だけを抽出すると、京介に対する好感度は大きく変化するかと思います。アニメ化って難しい。