隠れてていいよ

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夢喰いメリー第4話が素晴らしすぎる件

いやぁ、1話から3話まできっちり追ってきて良かった、本当に。4話の満足感が凄かった。サブタイトルの「夢喰いメリー」に相応しい内容。2話のサブタイトル「夢もキボーも」も回収。

メリーが突然夢路の前に現れて、夢魔という設定が出てきて、夢路の能力にメリーが気づいて、夢路がメリーに提案して、それを断って、でも色々あって、そして受け入れる。
この流れが、1話から始まり4話にて綺麗にまとまっているんです。



この記事では、主に下の3つの流れで構成されています。

  • メリーと夢路の心が一致するまでの葛藤
  • 夢魔とはなんだろう?
  • ブコメとキャラの可愛さは必須

メリーと夢路と

夢路は人がどんな夢を見るのか推測することができ、それを利用して夢魔にとりつかれた(器にされそうになっている)子を判別することができます。だから、夢魔を探しているメリーにとって夢路は、救世主と言っても過言ではないぐらいのポジションなのです。しかも、夢路から「お前を助けてやる」と提案してくれるんです。

そんな提案を、最初、メリーは断ります。ですが、それは感情的すれ違いなのです。二人とも真剣に考えているからこそ、真剣にぶつかり合っているからこそ、のすれ違いなんです。そんなメリーと夢路の心の距離は、大丈夫、きっちり近づいた、いや、元から一緒だったものが一つになったんです。

あんたたち(夢魔)は、あたしたちの敵よ!」というセリフは心が震えました。そして、契約、夢喰いメリーという愛称、獏(ばく)に擬える…全てのワードが心に響く。夢路とメリーの心が真に通い合った瞬間でした。


少し演出がくさいとは思いましたが、でも、熱いシーンというのはこのくらいの方が逆に良いんです。「代打、メリー・ナイトメア!」、あぁ、素敵過ぎます。4話だけ見ても良いのですが、3話までの内容をよく噛み締めて4話を見ると、感動はひとしおです。いやぁ、素晴らしい。

夢魔とは一体なんなのか

夢魔は元々、メリーの居た夢の世界の住人だろうと予測ができます。そんな夢魔たちは、なぜか現実の世界に来ようとします。
さてポイントは、夢魔たちが夢→現実と一気に来ているわけではなく、夢→白昼夢→現実と経由してくることです。4話では、その部分が少し掘り下げられました。

今回登場した夢魔であるクリスは、メリーに対して「君は僕を(夢へ)送り返せるのか?」と、意味深発言をします。この発言から、「夢魔は、好きで白昼夢にいるわけではない」ということが推測できます。同時に、メリーと同様自分の力では夢に帰ることが難しいとも読み取れます。これは興味深いです。

もしかしたら、メリーが現の世界に突然来てしまった理由とも深く関係しているのかもしれません

ブコメ分と可愛さ分は必須

夢路とメリー、夢路と勇魚(幼馴染)の絡みは、全てを癒してくれる魔法のラブコメ分です。頬を赤く染めるという、言ってしまえば単純な演出も、見せ方によって何百倍にも破壊力が増すのです。
またインフィニット・ストラトスもそうなのですが、出てくるキャラの可愛さレベルが高い。霧島咲という、文芸部のスレンダー巨乳キャラのセリフが4話は多いのですが、可愛い。文芸部部長もかわいい。ロングでニーソキャラも謎かわいい。
かわいいは正義です。

まとめ

パンチ一発、夢魔も吹っ飛ぶ爽快痛快アクションシーン満載。女の子も可愛いとあればもう見るしか無い。
4話までで一区切りだと思いますので、まだ間に合います。ぜひ4話まで観てみてください。オススメです。