隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

緋弾のアリアは、ひらひら絶対領域を拝むためだけに見るのも有り

アニメ「緋弾のアリア」は、赤松中学(あかまつ ちゅうがく)さんによるライトノベルが原作です。レーベルはMF文庫Jで、2011年5月現在で9巻まで発売されています。オープニングテーマをMay'nさんが歌われております。

あらすじを考える気力がないので、公式ウェブサイトから引用させてください。

凶悪化する犯罪に対抗するため、武力で問題の解決にあたる探偵、通称「武偵」。

遠山キンジは、武偵の育成施設である武偵高校の生徒だったが、

とある事件が元で、武偵高をやめて一般の学校に移るつもりで居た。


そんなある日、なぜかキンジは登校中に爆弾魔に命をねらわれてしまう。

だが追い詰められたキンジの前に、突然空から美少女が舞い降りてきた。



彼女の名は神崎・H・アリア。


小柄で可憐な外見からは想像のつかないような優秀な敏腕武偵で……狂暴で攻撃的な女の子だった。


この出会いが、キンジとアリア、2人の今後を大きく変えていく。

学校概要|TBSテレビ:緋弾のアリア 公式ホームページ


少し補足すると、武偵とは「武力」と「探偵」から取られた造語だと思われます。武偵が使う武器は、他でもなく「銃」です。緋弾のアリアの「緋弾」は、使用武器と絡んでいるわけですね。


公式ウェブサイトを見る限り、設定はしっかりしているようです。というのも、各キャラが使用する武器の仕様から武偵高の細かいクラス分けまで、詳細に記述されています。言葉は悪いかもしれませんが、いわゆる「ラノベ設定」なわけですね(例:禁書)。


さて、原作を1ページも読んだことがないのに原作表紙絵を見る限りは、いわゆる「表紙買いライトノベル(つまり内容が薄い)」なのかなという、失礼な先入観がありました。イラストは「これはゾンビですか?」なども手掛けておられる、こぶいちさんです。

緋弾のアリア (MF文庫J)

緋弾のアリアII 燃える銀氷 (ダイヤモンドダスト) (MF文庫J)

緋弾のアリアIII 蜂蜜色の罠(ハニー・トラップ)

緋弾のアリアVI 絶対半径(キリングレンジ)2051 (MF文庫J)




とりあえずキャラ萌えしておけば良い、イラスト買いされそうなラノベだなぁといった印象だったわけです。だからアニメを見る前、ライトノベルアニメ受けつけない病」が発病するかと心配していました。
しかし実際視聴すると、思いの外、面白がって見ていました。


なぜ楽しんで見ることが出来ているのか? 理由の一つはキャラクターが可愛いこと。もう一つは、アクションストーリーが予想以上に面白かったことです。

本記事では、この2点について主に掘り下げていきます。

ひらひら絶対領域

アニメで現在登場しているヒロインは4人。上で紹介した画像をもう一度使いますと、以下のようです。

神崎・H・アリア(かんざき・ホームズ・アリア)

本作のメインヒロインです。CVは釘宮理恵さん。当初、釘宮さんの声は合わないかと思ったのですが、3話まで見ると慣れました。実際アリアはロリキャラだと思うので、おかしくはないのですよね。 少なくとも3話までは、このキャラに作中の9割ほど占領されます。


星伽 白雪(ほとぎ しらゆき)

準ヒロインでしょうか。CVは高橋美佳子さん。大和撫子タイプで、完璧超人。主人公キンジのことを愛しています。 3話までの登場頻度は低いので、今後の活躍に期待したいと思います。忘れてましたが、巨乳です。


峰 理子(みね りこ)

本作のサポートヒロインです。CVは伊瀬茉莉也(いせ まりや)さん。何を考えているのかよく分からない活発不思議少女です。制服をフリフリに改造しており、可愛いです。ロリータ風な制服+頭身低め+巨乳=ロリ巨乳。もしかしたらエロ担当なのかもしれません。


レキ

謎無口キャラ。貧乳。若干ボーイッシュ。CVは石原 夏織(いしはら かおり)さん。専門は狙撃で、ここぞというときにサポートしてくれるタイプなのかな、と感じています。まだまだ出番が少ないです。感情を表に出さないキャラですが、いつかデレることを祈っています。


このアニメ、何が素晴らしいかって、絶対領域を強調していることです。ここぞとばかりに絶対領域をアップにしてくれるので、癒されるにもほどがあります。さらには、制服が基本的に「ひらひら」しているので、絶対領域に磨きがかかります

ロリ巨乳絶対領域+ひらひら+強調=最強です。

アクションシーンが思いの外、面白かった

正直なところ、ストーリー展開は臭いです。臭いとは、セリフや動作が大げさでわざとらしいという意味合いです。
臭いストーリーのアニメは、「あぁ、もう見てられない」となりがちです。では、臭いながらも見れる展開とはどういったものなのか。幾つか考えられますが、その一つは「ハラハラ・ドキドキ感」が「臭い展開」に勝るときではないでしょうか。

「確かに臭いストーリー展開だ。でも、それなりに盛り上がってるじゃない。中々ハラハラさせてくれるじゃない!」と感じたとき、臭い展開が気にならなくなるのではないか、と思うのです。


そういった意味で、緋弾のアリアのアクションシーンを含めたストーリー展開は中々面白いと思いました。特に3話の展開は、少しだけ燃えました。

最後に

ライトノベル原作ということで、録画だけして溜めていた緋弾のアリア。食わず嫌いせず、消化して良かったです。

まだ視聴しておられない方、絶対領域を拝むためだけに見るのも有りだと思います。