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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

うたプリが面白すぎてマジLOVE1000%

通称「うたプリ」。元々はPSPで発売された恋愛アドベンチャーゲーム。発売元はブロッコリー、開発元は日本一ソフトウェア。曰く「キスよりすごい音楽って本当にあるんだよADV」。
1話の出だしに観客の音声入りダンスオープニングを持ってくるあたりが実にキュート。一瞬で虜になりました。MBSでは最初のライブが流れている最中に2回の気象速報のテロップが流れてしまい非常に残念でなりません。この1話のライブのためだけにBDを買ってもいいかな、と思うほどには破壊力がありました、歌にも踊りにも。


さて乙女ゲーの一面もあるせいか、登場する男性キャラクターは美形ばかり。完璧乙女ゲーの場合のアニメ化は女性キャラが平凡気味に描かれることが多いのですが(そもそも男性が主役)、うたプリに関しては女性キャラも魅力的に描かれています。登場キャラ数的には多く無いのですが、十分魅力的です。
具体的にはサポートキャラである渋谷友千香(しぶや ともちか)と、ヒロインである七海 春歌(ななみ はるか)です。

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もちろん特筆すべきは後者、ヒロインの七海春歌です。CVは沢城みゆきさん。2話まで見て、「このキャラクターを応援してあげたい!」と強く思いました。理由は簡単なんです。自分の夢・思いに向かって直向きに努力できる子、だからです。

自分の人生を変えたアイドルのHAYATO。そのHAYATOが歌う曲を作りたい、その一心で芸能専門学校「早乙女学園」に入学するわけです。2話で分かりますが、春歌は楽譜をよむことができませんでした。ピアノも、おばあちゃんに教わっただけ。
これはすごいことです。
2話ではモブキャラクターたちに野次られるシーンがあります。「もしかして楽譜がよめないの?」「ありえなーい」「まさか、ピアノも弾けない?」と。
そう、普通だったら楽譜も満足に読めないのに早乙女学園に入学しようと思わないでしょう。でも、彼女は入学しようと決意するのです。なぜなら、自分の夢を叶えたいから。そう、HAYATO様の歌を作りたいから。

嫌なキャラが居ない、それどころか

それどころか、皆、芯が通っているのです。詳しく描かれていないまでも、主要キャラはみんな強い信念を持っていることが伺えます。
もちろん2話では、一十木 音也(いっとき おとや)が掘り下げられます。この子がまた良い子で良い子で…。


春歌と音也が、お互いのことを考えて作った曲と詩。
「誰かのために作る歌」

冗談でもなんでもなく、涙が出そうになりました。
湖畔で春歌が、音弥のことを思って口にしたメロディー。

「好きだよ、その曲。なんか、ここにグッと来るよ」

そのメロディーに詩をつける音也。

「二人でつくりだす このメロディーにのせて 未来が今日に重なるよ」


そして曲が流れ出す演出…もうね、震えましたよ。思わず「いい最終回だった」と言いたくなるような、素晴らしい演出。
お互いを思って作ったメロディーと詩…なんと素晴らしい響でしょう。


「君に魅かれる」

とてもきれいな曲です。

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% アイドルソング 一十木音也

ちなみに今回、春歌と音也が作ったという設定のこの曲は「BRAND NEW MELODY」といいまして、キャラクターソングとして発売されるようです。なんともいい商売してますね、もちろん買いますとも。ガツンと気に入った曲は、買わないと損ですからね。今後も素晴らしい歌を期待しています。
マジLOVE1000%ばかりが注目されていますが、こちらの曲も名曲だと思います。

ちびキャラ演出が上手い

美形の男がそれなりに描かれるアニメだと、どうしても疲れてしまうんですよね。というのも、むさくるしいわけですから。
ですがこの作品は、ちびキャラのように少し絵を崩した演出がなされる&ギャグが挟まれるので、ふっと息が抜けるんですね。このあたりが、完全な女性向けアニメとは少し違うところかなと思います。

女性向け作品で音楽をテーマにしている作品といえば、金色のコルダが思い浮かびます。アニメではヒロインである日野香穂子が話の中心となっており、男性が全面に押し出される、いわゆる女性向けアニメとは少し違う印象を受けたことを覚えています。もちろん、男性が蔑ろにされるなんてことは無いわけなんですが。

うたプリが今後、どういう方向に向かっていくのかとても興味があります。

終わりに

エンディングテーマ「マジLOVE1000%」が素晴らしいですね。何度聞いても飽きません。特に1話の歓声付きは最高です。残念ながらライブverは、今度発売するCDには収録されないようです。BD特典などではなく、是非手に入りやすい形で提供してもらえたらなと思います。