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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

星奈と夜空の対比 - 『僕は友達が少ない』7巻を読んで

僕は友達が少ない ライトノベル

まもなくアニメも始まるライトノベル作品、『僕は友達が少ない』、通称「はがない」の最新7巻が9月30日に発売となりました。
TBS制作のおかげでしょうか、アニメ「はがない」は放送格差が激しいです。具体的には、TBSでは10月6日からなのに対してMBSでは10月17日、CBCでは10月20日からと約2週分の差があります(BS-TBSは11月12日から)。
視聴できることには感謝したいですが、皆で楽しむ、という意味ではもう少し格差が無くなってくれればなぁと思います。


ちなみに、はがない最新刊にはDVD付き特装版も存在します(画像下)。DVDにはアニメに先駆けたオリジナルストーリーが収録されています。
それにしても胸格差がひどい。


関係無いですが、私は特装版の存在をすっかり忘れていまして、アニメイトで通常版を購入した後にゲーマーズに立ち寄り「あっ…」と特装版を発見しました。

アニメイトの限定版売り切れ率は異常(ただし京都店に限る)。



さて、本記事ではライトノベル「はがない」7巻を読んで感じたことを書いています。
7巻のネタバレがありますので、以下、ご注意ください。











RSS購読などで、続きを読む表記が機能しない時の緩衝材)

どこにカタルシスを感じたか

僕は友達が少ない7,pp130-131.

「そんな昔のこと、今はどうでもいいでしょ!?」

「だから! んなことどうでもいいって言ってんの! 昔のことなんていつまでも引っ張ってないで、今やるべきことをやりなさい!」


「昔は幼馴染だった」という小鷹との関係に、かたくなにこだわる夜空に対して言い放った星奈の言葉。これは本当にガツーンと頭を殴られたような衝撃がありました。
というのは、もちろん7巻までにおいても夜空は自己中心的だったと思うのですが、とりわけ7巻の夜空は自己中心的で、無性にイライラしてしまう自分がいたのですね。
もしかして7巻はずっと夜空の横柄な態度が繰り広げられるのか…と途中で投げ出したくなる気分だったのですが、ページ数的にはちょうど半分程度のところ、この部分で夜空にワンパンかましてくれた星奈のおかげで、胸がすく思いでした。


過去のことを大事に思う夜空の気持ちも理解できる半面、過去にとらわれすぎるのは良くないと思う。星奈の言葉は(スカッとしたとは言え)確かに暴力的すぎたかもしれない…だけど同時に、まっすぐに前を見ている星奈はかっこいいと思った。
やっぱり、やっぱり私は星奈に肩入れしたい。まっすぐに正直に、自分の思いを相手に伝えられる、友達思いの星奈に肩入れしたい。


僕は友達が少ない7,pp134.

「……貴様さえ……貴様さえいなければ今頃……! ……ぅぅ……!」


例え、とっさに出てしまった言葉であっても夜空のこのセリフはいただけない。普段夜空が、星奈に対して浴びせている罵詈雑言とは意味が全く違う。「子供のように叫んで、その場から走り去っていってしまった」(pp134)という言葉通り、やはり夜空には子どもっぽさが残る。


以下の挿絵は、星奈と夜空が鮮やかに対比されている素晴らしいイラストだと思いました。


20111006001221
星奈(未来)と夜空(過去)の対比を見事に表現している。
僕は友達が少ない7,pp134より引用.)

終わりに

巻数が進むに連れ、徐々に人間関係に進展が見られる「はがない」。本記事では取り上げませんでしたが、理科との関係も目が話せません。
現在7巻まで発売中のはがない、失速の気配が見えません。