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コミカライズ『僕は友達が少ない+』が面白い! 圧倒的な絵の可愛さ!

TBSでは10月6日から放送されているアニメ『僕は友達が少ない』。MBSでは10月17日放送開始ということで、まだかまだかと待ちわびております。


さて本作品、原作はライトノベルですが、コミカライズもされています。一つは、月刊コミックアライブで連載中の僕は友達が少ない」(画像上)。そしてもう一つは、ジャンプSQ.19で連載中の僕は友達が少ない+」です(画像下)。後者には「+(プラス)」が付いています。

前者、コミックアライブ版は原作に忠実なストーリーで、後者のジャンプSQ.19版はパラレルストーリーとなっています。



パラレルストーリーとはどういうことなのか。

ここで、「はがない+」の脚本を担当されている春川三咲さんの後書きを一部引用します。


僕は友達が少ない+ 1,後書き(pp178).

この「はがない+」は原作とは違ったパラレル設定のお話なので、雰囲気も少し違うものにすることを意識して作っています。
原作とは違った隣人部メンバーの新しい一面、楽しんでいただけたら嬉しいです。

雰囲気も少し違うものにする」と書かれているとおり、冒頭、原作とは180度違う展開からスタートします。
そう、原作では主人公「小鷹」が最初に出会うのは「夜空」であるのに対して、「はがない+」では「星奈」と出会うのです。

原作であれば、小鷹と夜空が作った隣人部に星奈が絡んできますが、「はがない+」では逆、小鷹と星奈が隣人部を作ろうとしているところに夜空が絡んできます。これが中々に面白い。

隣人部を作る過程における夜空と星奈のポジションが全く逆なので、それに伴いストーリーの進み方に変化が生じており、イメージというか感触が結構違います。
特に原作と比べて星奈がプッシュされているので、星奈好きにはたまらないかもしれません。



このようにパラレルなストーリーを楽しむことができるのですが、読了後、最も印象に残ったのは何かと言われるたら、それは「絵」です、と答えます。
つまり、作画を手がける田口囁一(たぐち・しょういち)の絵がものすごく可愛いのです、特に星奈!

圧倒的な星奈の可愛さ

「はがない+」、しつこいですが特に声を大にして言いたいこと、それは星奈が圧倒的に可愛いということです。私が星奈好きだということを差し引いたとしても、可愛いです。

作画を手がける田口囁一さんの絵が、本当にすんばらしいです。原作のブリキさんの絵はもちろん好きなのですが、田口囁一さんの絵のほうがツボに入りました。破壊力がすごい。
以下、「はがない+」より2枚、画像を引用します(pp17,24.)。




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あえてこんな言葉を使いましょう。
オーラを感じます。


原作の絵と比較して、「可愛さ・幼さ」の比率が高いです。
そして田口囁一さんの絵の癖なのでしょうか、上で紹介した星奈の画像にもある通り「八重歯」がスーパー魅力的です。口元が可愛すぎてエロすぎてすごい。圧倒的な萌えを感じます。
もう眺めているだけで幸せになります。この絵のためだけに買っても絶対に損はない、と言い切れるぐらいには可愛いです。
こんなかわいい絵をずーっと眺めていられるのは本当に幸せです。


もしも上で紹介した画像にビビっと来たら、その直感は外れていないことをお約束します。

ちなみに

集英社マンガネットにおいて、「はがない+」1巻第1話の試し読みが可能です。1話サブタイトルは「柏崎星奈」、星奈を存分に楽しめること請け合いです。


10/4(火)発売試し読み|僕は友達が少ない+ 1巻

終わりに

後半は絵の魅力を語りましたが、冒頭でも書いた通り、小鷹が最初に星奈と出会うというパラレルストーリーも魅力的です。
アニメから入った方も、このコミカライズは並行して楽しむことができると思います。原作とは少し雰囲気が違う「はがない+」、いかがでしょうか。


なお原作の最新7巻については、星奈と夜空の対比 - 『僕は友達が少ない』7巻を読んでという記事に感想を書いていますので、よろしければどうぞ。


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