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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

とりあえず、劇場版『セイクリッドセブン』を見てきた




本記事は、現在公開中の『セイクリッドセブン 銀月(しろがね)の翼』のネタバレを含みます。






RSS購読などで、続きを読む表記が機能しない時の緩衝材)


素晴らしかった

T・ジョイ京都へ見に行きました。


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via Tジョイ京都 - 上映スケジュール
(誤って画像を削除してしまいました。帰宅次第、修正いたします。)


視聴環境的にはスクリーン10が一番良いようです。当然スクリーン10で見ようと予定を立てていたのですが寝坊してしまい、11:45の回を見ることになりました。
お客さんの入りは残念ながら少なく、私含めて5人ぐらいだったと思います。ほぼ貸切状態。それはそれでゆったり見れたのは良かったのですが、ちょっと寂しかったです。好きな人は初日に行ってるに違いない! とポジティブシンキングです。



さて、本作は「ナイトエディション」とも銘打たれているように、本放送時はアルマのライバルのような存在として描かれた輝島ナイトの側から、『セイクリッドセブン』を再構成した内容になっています。
基本的にはTVシリーズ全12話の再構成ですが、新作カットも感覚的にはかなり多かったように思います。

研美エディション、SP(セイクリッドパーサー)エディション

既に見終わった方はお分かりかと思いますが、ナイトエディションとは言いつつも、研美・SPエディションといっても過言ではない内容でした。
そもそも開始早々「指パッチン」された時点で、テンション上がりまくり、脳汁出まくりでした。


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via キャラクター | セイクリッドセブン 以下も同様。



本放送時の研美さんは最後まで悪に徹していましたが、銀月の翼でもそれは変わりませんでした。
ナイト側から描かれるということは自然と研美視点でも描かれるということで、研美さんの本音と言うか、この時にこういうことを思ってたんだという描写がたくさんあり、むしろ本放送時より悪っぽく感じましたね。非常に興味深かったです。


SPたんもまぁ、エロい追加カットが多かったこと。研美との最初の出会いのシーンの描かれ方がエロすぎて焦りました。尻はもちろんのことなんですが、それ以上に胸の強調具合が素敵で素敵で。
SPたんは、本放送の初登場時に虜にされてからずっと好きなんですが、銀の翼でも、大大大活躍しますので、SPたん好きは絶対に見にいきましょう。満足することをお約束します。


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フェイきゅんは女、異論は認めない

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いやぁ…フェイが可愛すぎて卒倒しそうになりましたよ。もちろん本放送時も可愛かったんですよ…もちろんです。だけど、映画クオリティのフェイきゅんは更に凄かった。そして確信した、やはりフェイきゅんは女に違いない!
いや、設定的にはわざと「男なのか、女なのか分からない」なんですよ(公式裏設定みたいな感じ)。だけどもですよ、映画ではフェイきゅんのシャワーシーンがあるわけですよ…もう、やばい。アレを見て、「男の子かもしれないという思想は、もういらないかも」、と思うくらいには衝撃的だったわけなんです。

しかもシャワーシーンが描かれるのは、フェイ(とナイト)が、研美の施設に来てまだ間もない頃なんです。つまり、小さい、圧倒的幼さのフェイのシャワーシーンがかなり「クッキリ」と描かれるんですよ(ここ重要)。素敵、すごい。よくやった。


設定的には、現在のフェイが12歳で研究所時代が7年前だそうですから、単純計算5歳…。5歳のフェイのシャワーシーンですよ、皆さん!
いやマジで、フェイのシャワーシーンのためだけにもう一回見に行こうと思うぐらいには衝撃がありました。BD早く!

ホンユー、ナイト、フェイ

ナイトエディションの一番の見所がどこかと聞かれたら、やはりフェイの兄であるホンユーのエピソードだと思います。本放送ではゴッソリ削られたであろうエピソードが濃密に描かれましたので、私は大満足でした。
もちろん本放送時でもフォローはありました。ですが、フェイやナイトに感情移入するためには、このエピソードは外せなかったと思うんです。


フェイ兄妹とナイトを語る際、いやセイクリッドセブンを語る際と言っても良いかもしれませんが、両者は「守る」というキーワードがやはりポイントです。
詳細は割愛しますが、「ホンユーがナイトとフェイを守っていた」→「ナイトがフェイを守っている(もしくは守っているつもりだった)」→「フェイが全てを消そうとする(バースト状態)」→「ナイトがフェイを守った」、という流れが、劇場版では綺麗に鮮やかに描かれており、非常に感情移入できました。いい話やー!



特に、なぜフェイのバースト状態がカエルなのかという話が描かれたことで、今まで以上にフェイに感情移入してしまいました。

さらなる設定詳細は、セイクリッドセブンVISUAL FANBOOKでキャラクター原案の形部一平(ぎょうぶ・いっぺい)さんが以下のようなコメントをされています。

過去のふたり共通の楽しい思い出として母に読んでもらった『蛙の王様』という童話を設定しました(王冠やファンタジックな発想も共通)。クマのぬいぐるみとカエルの暴走状態のふたつを展開できるだまし絵のようなデザイン。幼児性のヒステリックな面がもつ不気味さが具現化したような、そんなイメージです。


フェイはもちろんのこと、フェイ兄妹とナイトにがっつり感情移入できる、素晴らしいナイトエディションでした。



ちなみに、後からまた引用する、上で紹介したビジュアルファンブックはセイクリファンなら買いかなぁ、と思います。ただ「ビジュアル」とある通り、絵の要素が強く、インタビュー記事は全体の割合としては少ないです。価格も2000円なので、財布との相談ですね。
とは言っても、インタビュー「監督 大橋誉志光(おおはし よしみつ)×キャラクターデザイン 千羽由利子×キャラクターデザイン 中田栄治」と「シリーズ構成 吉田伸」は、中々読み応えがありました。
ただし、私が今までセイクリ関係のインタビュー記事を殆ど読んでいない補正があるかもしれませんので、購入される方、そのあたりはご了承くださいませ。

SPたんの組織

冒頭に、劇場版はSPエディションでもあると言いましたが、その理由はSPの背後にある組織についての描写が多かったからです。明確な、というよりは匂わせるような描写です。


上記のファンブック等々からの私の理解を示すと以下のようです。
設定的には「神の座」という組織があり、研美はその組織に入りたかった。SPは、セイクリッドのデータが集まっている日本へ送り込まれた調査員のようなもの。研美はセイクリッドの力を独り占めしようとしていたが、ナイトとアルマに阻まれ失敗。最終回(もしくは劇場版最後)、SPは研美の墓に立ち寄った後、組織本部のようなところへ帰還する。


劇場版ではそこで、SPの役職名というか真名のようなものが分かるのですが、あまりに一瞬だったため忘れてしまいましたw おそらく2回目を見に行くと思いますので、その際は記憶しようと思います。

というわけで、背後にある大きな組織についてはまだ明らかになっていないわけなんですね。

2期は?

上記ファンブックでシリーズ構成の吉田伸さんは、続編があったとしたら、という質問に以下のように答えておられます。

SPがいったい誰から命令されて研美の元にやってきていたのかなど、謎も残っていますので、彼女の後ろにある大きな組織の話を……アルマではない主人公で描いてみたいです。


もしTVシリーズで2期があるとするならば、アルマやルリが主人公ではない、別なセイクリッドテイカーが主人公のお話になりそうな感じです。確かにアルマとルリの関係は、一旦は決着が付いてしまいましたものね。特に劇場版では、サプライズと事前に噂されていたように、関係に進展がありましたし。
まだまだセイクリの世界を楽しみたいですね。

元々2クールだったが1クールになった

最近のアニメでは「元々2クールだったが1クールになった」「2クールやりたかったが…」という話をよく聞きます。直近ではノイタミナの「C」が後者でした。セイクリッドセブンも企画段階では2クールだったそうです。
再び上記ファンブックより、大橋誉志光さんの受け答えを一部引用します。


上記ビジュアルファンブック内、「監督 大橋誉志光×キャラクターデザイン 千羽由利子×キャラクターデザイン 中田栄治」より

――元々は2クール(24話)で放送される予定だったとうかがいました。

大橋「そうですね。最初は縦軸にセイクリッドセブンの力を巡る謎や戦い、横軸には学園ものという構成を考えていたんです。3話でひとつのパッケージと考えて、トータルで16話ぶんで学園話を展開し、8話分で縦軸のバトルをやろうかなと。ところが、いろいろ事情があって急に1クール(12話)にしなければならなくなりまして、そこは苦労しましたね」


というふうにですね、インタビュー内では尺を割いて、セイクリッドセブンの世界観について監督初めキャラデザのお二人が、かなり熱く語っておられます。

劇場版『銀月の翼』を見て、「おいおい、本放送時に入れておけば良かったエピソードとか設定が多すぎるだろ」と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、上のファンブックのインタビューだけを見ても分かる通り、泣く泣く削った、再構成したことが伺えます。むしろ、劇場版という形でもう一度セイクリッドの世界が描けたことは本当に幸運だったのだと思います。


というわけで2期を期待したい私たちにできることは、映画を見に行ってビジュアルファンブックを買って、コミックを買って、余裕があればDVD(BD)を購入することなのかもしれません。
ちなみにこれだけ本記事でセイクリについて語っておきながら、私はBDをマラソンしていません(ズコーってしないで下さい…)。録画は全部残してあるのですが…。(以前も別の記事で書きましたが、作品が好き=DVD(BD)を買うとは限らないのです)。


ただ映画を見て、そして録画を何話か見返したらセイクリ熱が再燃しまして、やっぱり続編を見たくなったんです。そうするとやはりBDを買うべきだなぁと思ったわけです。
なので、今マラソン中のベン・トー境界線上のホライゾンが終わった頃ぐらいからマラソンし始めようかなと思っています。時期はずれのマラソンも、悪く無いですよね。

訓練されたセイクリッドテイカーは3度映画館に足を運ぶべき

さて本劇場版、来場者プレゼントをやっています。



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via 銀月の翼 | セイクリッドセブン


ご覧のとおり期間によってもらえるカードが違いますので、全種類集めるためには計3回見る必要があります。もともと複数回見るつもりだったので、こういう特典は嬉しいです。
ちなみにカードの裏面には書きおろしオリジナルストーリーが書かれていますので、ファンの方は必見ですよ。

終わりに

唯一心残りだったのは、パンフレットがなかったことです。イベント上映ということで仕方のないことなんですが、映画に行ったらパンフレットを買う習慣があるので、ちょっと物寂しかったのでした。



本放送を楽しんだ人ならば、見に行かないと損ですよ! ちょっと内容を忘れていても、まぁ何とかなると思います。もちろん、セイクリに深くハマった人であればあるほど楽しめる内容なのは事実です。


というわけで、長い長い本記事を最後まで読んでいただいた方にはもれなく「劇場版を必ず見に行く力」を授けましたので、みなさん映画館へレッツゴーですよ。