隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

『TARI TARI』で流れた「リフレクティア」に心が傷んだ

多分、TARI TARIの内容がどうだこうだ、というのはいろんな人が書いてくれるはずなので、私はたった一点、作中で流れた「リフレクティア」という曲について感情を吐露したい。


リフレクティア」という曲は、2008年に放送されたアニメ『true tears』のオープニングテーマです。

リフレクティア


ご存じの方も多いと思いますが、TARI TARIの制作陣はアニメ『花咲くいろは』や『true tears』に多く携わっていらっしゃいます。製作はもちろんP.A.WORKSさんです。
そういう意味で、過去作からのちょこっとした引用というか、登場させる手法は、自然ではある。P.A.WORKSさんで言えば、花咲くいろはに、true tearsのモブキャラが登場したことは記憶に新しいでしょう。


ただ、主題歌はなぁ……やっぱりちょっと違和感があるんですよ。たとえそれが、本編に直接絡んでくるものではなく、ちょっとお遊び程度に挿入しましたよ、というものであっても、すっごく違和感がある。

確かに、私がtrue tearsという作品に対して「辛い」と感じているからというのもある。私は今でも「リフレクティア」の曲を聞くと、楽しいという感情ではなく悲しい、辛いという感情が先行します。すぐに乃絵の顔を思い出して、とてもとても悲しくなります。

そうは言っても、「リフレクティア」はやはり主題歌であり、なんの主題歌といえば作品のつまり『true tears』の主題であり、だからこそ別の作品で「リフレクティア」が流れることに私はやっぱり納得出来ない。

その内、インタビューなんかで「リフレクティア」を流した理由がちょこっと語られるかもしれないけど、その時の理由が「ちょっと遊んでみた」ニュアンスだったら、多分私は許さない。まぁさすがに、合唱部が、そして音楽がテーマになっているだろうこの作品でそんな事はないと信じているけれど。



というわけで、何か暗い感じになっちゃいましたが、作品内容としてはですね、今後ものすっごく「ドロドロ」しそうで楽しみなんですよ。ラブコメとまではいかないかもしれないですが、キャラクターそれぞれの抱えた思いをぶつけあってぶつけあって、それでもぶつけあって「うわあああああ」ってなる作品になるんじゃないかと予想しています。
楽しみ!