隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

今更ながら『PSYCHO-PASS サイコパス』にハマった

今期ノイタミナ枠の一つ、オリジナルアニメ。Production I.G制作。


@10shiwoさんの上記ツイートを見てモチベーションが上がったので、溜めていたサイコパスを2話から最新10話まで一気見しました。



引き込まれる面白さでした。1話見たら次の1話を無意識的に見たくなる、そんな作品でした。
ある事件を解決していくと、別の事件とつながっており、そして最終的に黒幕がいる……という展開はUN-GOに似ているなと感じました(UN-GOもまだ全部見れていませんが)。本記事では、細かな内容ではなく、10話まで一気見してちょっとワクワクが止まらないので、ちょっと文章にしておく、というスタイルを取っています。




ここまで面白いと思える理由には幾つかあるんですが、まずキャラクターの魅力があります。といっても個別個別の魅力がどのキャラも強い、と言うよりは一部のキャラクターが強い+絡みが面白いという感じ。主役の狡噛慎也常守朱の二人のキャラが圧倒的にキャラが強くて、そして素敵です。
ただし最初から素晴らしいと感じたと言うよりは、ストーリーが進むに連れ内面が見えてきて、ぐぐぐっとひかれていきました。バックグラウンドが自然に入ってきた、という感じ。もちろん他キャラの魅力が薄いというわけではありませんよ。私が特に主役二人に重点を当てて見ていたということです。

次にストーリー。基本的にきな臭いです。なんだけども、別にグロさとかを単に押し出していない点が良い。つまり、とても自然にグロい感じ(矛盾してる気もしますが)。そして何より、起こる事件が「奇妙」なのが素敵です。
特に、3話から5話くらいのアバター編はめちゃくちゃツボに入りました。リアルと仮想世界の交わり、アバターとは何なのか……すんげー楽しかった。リアルと仮想世界という意味では、現実の世界でアバターのホログラムを見せてオフ会をする、というオフ会のあり方そのものにとてつもなく引きこまれました。



上のツイートにあるように、私はしばらく溜めておりました。そして今回一気見したわけなんですが、一言で表せば「楽しめました」。本作品、前述したように推理要素も入っています。また、それぞれの謎が絡み合っています。つまり謎が提示され、それが解決したと思ったら次の謎が現れ、そしてまた解決したら現れて…となるわけで、それを続けて見れることで、「ひとつの作品として」楽しむことができました。ある種、劇場映画を見ている感じでしょうか(もちろん10話までですから、途中で途切れたわけですが)。
この作品、11話を再構成するだけで容易に劇場版が作れると思います、そのくらい全体のつながりが心地よいです。作品によっては一気見すると食傷気味になるものもあるんですが、本作品はどっちでも行けると思います。毎週ドキドキしながら推理して楽しむのも良しだし、私みたいに一気見して「全体を楽しむ」のも良いと思います。

終わりに

サイコパスは2クールらしく、1クール目は次週11話でクライマックスを迎えるようです。それに伴って、ニコニコ生放送で大座談会放送と一挙放送があるようです。
ニコニコ生放送「PSYCHO-PASS サイコパス」大座談会&1〜11話一挙放送決定! | TVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」

大座談会は2012年12月20日(木) 24:00〜24:55(予定)、一挙放送は日時:2012年12月21日(金) 21:00〜25:30(予定)だそうです。ちょっと興味あるなぁという方は、ぜひご覧になってみて下さい。損はさせないと、私が保証します。そして2クール目を共に楽しみましょう!


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