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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

「こんな可愛い女の子ばかりが居るはずがないだろう」という批判を容易にかわすアイドルアニメ

ようやくですが、アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』を2話まで視聴しました。原作であるソーシャルゲームをプレイしたことがありませんでしたが、(XENOGLOSSIAではない方の)アイドルマスターは視聴していましたし、違和感なく作品に入り込むことができました。


彼女達は、元々がソーシャルゲームのカードで表されるせいか、アニメキャラクターっぽくない塗りというか、造形をしていると私は感じます。アニメでは、カードをそのまま映像化させたような、そんな違和感を若干感じます。どういうことかというと、キャラクターが圧倒的に浮き上がって見える感じです。
違和感と書くとマイナスに捉えていると思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。いい意味で、エロゲの立ち絵をずっと眺めてニヤニヤしている感じなのです。


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画像は公式サイトより引用


島村卯月というキャラクターが居ます。この子は、複数のキャラクターが登場する本アニメにおける正ヒロイン的な存在だと思われます。性格はきつ過ぎず、でも冷えてはおらず、「いっちょやってやるぞー」とアイドルを夢見る乙女な姿を見せてくれます。私は2話まで視聴した中で、この島村卯月というキャラクターを気に入りました。まさに見た目通りのキャラクターで、すぐ凹んだりすぐやる気が出たりと、感情の起伏が激しい。ひたむきに努力するタイプ。プロポーションも、まだ高校生という幼さを残している。アニメキャラクターとしては、非の打ち所がなさすぎて逆に人気が出ないかもしれないタイプ。


さて卯月を含めた彼女達アイドルを見ていて今更感じたことは「こんな可愛い子ばかり居るわけないだろう」というものでした。何を今更と言われますが、アニメを見ているとたまにその今更を感じることがあるんですね。
そんなゴロゴロかわいい女の子が居るわけないだろう、いきなりアイドルにスカウトされるとかどないなっとんねん、これはパラレルワールドなのね……しかし、よくよく考えてみると、いや考えてみなくてもこのアニメは「アイドルアニメ」なのです。アイドルが登場して、アイドルに焦点が当てられる、アイドルのアニメなのです。だから、可愛い子が登場して当たり前なのであり、おかしいことでもなんでもないんです。どこにでもいる高校生が可愛いわけではなく、アイドルにスカウトされるぐらいに、いや、もうデビューしてしまうくらいに可愛い女の子が居るんですから、逆に可愛くないわけはないんです。

「こんな可愛い女の子ばかり登場するとかおかしいだろ!」
「いや、これアイドルアニメだから」
「普通の高校生がいきなりスカウトされてデビューとかありえないだろ。てか、どうやって見つけたんだよ、偶然というなの必然か!」
「いや、これアイドルアニメだから」


だめだ、全てこの言葉に潰されてしまうのだ……。
しかし逆に言うと、各キャラクターたちがどんなに努力しようとも、それはある種「アイドルだから」でかき消されてしまうという諸刃の剣なのです。アイドルたちをきちんとしっかり、まじめに丁寧に描かないと「アイドルだから」で済まされてしまうのです。
苦労話を描け、泥臭い部分を描け、ということではないけれども「苦難にぶつかりました、だけども頑張ってなんとか解決しました」になると、非常に薄い話になってしまう。
アイドルマスターシンデレラガールズは果たして、どんなタイプのアイドルアニメになるのでしょうか。2話まで見た限りではまだ分かりません。でも、キャラクターを大事にしていることは伝わってきました。
原作があるとはいえ殆どオリジナルのストーリーになるのでしょうから、何かこうアイドルアニメに革命を起こすような何かをやって欲しいという想いがあります。既存のアイドルマスターの焼き直しを見てもきっと楽しくないでしょうから。

終わりに

アイドルマスターシンデレラガールズがいったいどんな展開を迎えるのか今からワクワクしています。いい意味で期待を裏切って「そうきたか」と思わせてくれることを祈っています。