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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

オタク殺すにゃ刃物はいらぬ 仕事をたくさんさせればいい

オタクというのは面倒くさくてややこしくて歪んでいる。好きだという気持ちに素直で、時間もお金もそれだけに費やすことができる。
オタクはコンテンツを愛している。溢れているコンテンツから自分だけの作品を見つけて没頭することができる。
オタクは自分の好きなものを周りに勧めたがる。押し付けだと思われても引かないくらいの強さを持つことができる。

人生の限られた時間を自分の好きなことに費やすことができる。たくさんの作品に触れ、感じ、想い、願い、生きる。


そこに、混じり気が出てくる。
時間は有限で、しかも生きなければならない。コンテンツを精一杯楽しみながら働かざるもの食うべからず。
100%のオタクの時間は徐々に奪われ、薄まっていく。希薄になっていく。

やりたいという気持ち見たいという気持ち楽しみたいという気持ちは、逃げ出したいという気持ち楽になりたいという気持ち死にたいという気持ちに変わっていく。だが生きねばならぬ。死ぬことは許されない。

万能ではなく、しかし意地はあったから、生き地獄を進まねばならなかった。コミュニケーションは絶っても、溢れ出る思いは絶てなかった。

想いを残すことは苦痛ではなかった。書くことで救われていた。だけどプライドは許さなかった。作品を楽しみたい気持ちは抑えられなかった。

辛い、死にたい、きつい、上手くいかない、方向を間違っている気がする、このまま進んでもいいのか。しかし生きねばならない、ならば薄くならざるを得ない。

だけど、撹拌しきっていない。濃い気持ちは残っている。混ぜきれば均一になるけれど、そう簡単に混ざり切る気がしない。


オタク殺すにゃ刃物はいらぬ 仕事をたくさんさせればいい
殺しきるなら覚悟を持てよ 撹拌するのに時間がかかる