隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

アニメ『やがて君になる』 控えめに言って神アニメ

とある魔術の禁書目録第3シリーズが放送するということで、昨日BS11にて0:30から、久々にリアルタイムで視聴を行いました。良くも悪くも古き良き作品内容になっていて、とても安心してしまいました。
番組表を確認すると、禁書が終わった後にもアニメが放送されるということで、寝るかどうか迷ったのですがせっかくなので見ようということでチャンネルはそのままにしておきました。

放送されたのは『やがて君になる』という作品でした。原作は仲谷鳰(なかたに にお)さんにより、月刊コミック電撃大王にて2015年から連載中の漫画です。
リアルタイムで見てよかったなと強く感じた作品で、視聴を終えた後には、なとも言えない優しい気持ちになりました。

さて本記事では、1話を見終わって感じたことを残しておきたいと思います。最初に言っておきますと、控えめに言って神アニメです。

一番心に残ったところ

リアルタイムで1回、録画で1回、合計2回しか見ていませんが、いずれにおいても心奪われたところは同じでした。
それは、七海燈子です。七海燈子の底知れない不思議な部分に惚れてしまいました。全編通したキャラクターの描かれ方はもちろん好きなのですが特に七海燈子に魅力を感じたのは、もうひとりのヒロイン小糸侑との生徒会での、告白にまつわる会話をしていたシーンです。

中学時代の卒業式に同級生に告白を受けた小糸侑。恋、それはきっと羽が生えたみたいにふわふわしちゃったりするものだと思っていたのに、そんな気持ちに一向にならない自分とずっと戦っていました。
自分を特別なものだと思ってくれる人がいる、だから自分も特別な気持ちを持たなければならないのではないかと思っているけれども、その特別な気持ちというものがわからないという小糸侑。

そのことを燈子に伝えた小糸侑。その瞬間、見開かれる七海燈子の目、その目には感情がありありと見え、これまで死んだような目しかしていなかった燈子とは180度違う別人。死んだ目が、突如輝きを取り戻して輝き出すシーン大好き。
直接描かれていないので推測にはなりますが、侑から伝えられた時の燈子は内心、死ぬほど興奮していたのではないかと思うんです。「みんな恋愛の話するの好きだもんなー」などと普通に振る舞う姿を見せますが、こんなん、絶対後ろでしっぽふりまくりですよ。

そして告白の返事をする間、手を握ってあげる燈子さん(思わずさん付けしたくなってしまった)。このシチュエーション自体も相当マニアックで好きなのですが、その後に分かる事実に驚愕しましたよ。
そう、勇気づけてあげるために握ってあげていたと思っていたのに、この先輩は侑がきちんと別れを告げられるかにドキドキしていたのですよ。
なぜなら、燈子さんは侑のことが好きになってしまったからー。ああ、たまらんですよ。ちゃんと告白できるか不安になっている侑に対して、「きみは、そのままでいいんだよ」って励ますのですが、もちろんこれは「私が好きな侑のママで居てね」っていう熱い願望なんですよ、ねっとりすぎる。

燈子「特別がわからないって言ったよね? 誰のことも、特別に思わない?」
侑「はい、きっと、誰も」

普通に読み替えれば、私は女の子のこと、侑のことを好きになってしまったけど、それを避けたりせず居てくれるよね? ということだと思うんです。ただ同時に、燈子は、侑に特別に思ってほしくはないのだろうかとも思うのです。正直ここは1話だけからは読み取れませんでした。燈子が求める百合とはどのレベルのものなのか。

これまで好きと言われてドキドキしたことがないという燈子ですが、反対に誰かを好きになってドキドキしたことは無かったのでしょうか。燈子が、侑以前にも女の子に傾倒していた可能性は普通にあると思っていて、今回初めてドキドキしたかどうかで言われると、そんなことはないのではと思ったりもします。

侑と同じ気持ちです、燈子さん、あなたがまだまだ分からない。

キャラデザが好き、劇伴が好き、雰囲気が好き

他にも好きなところが多すぎてきりがないのですが、本作のキャラデザが好きで、特に少し大きめに描かれる目が好きです。特に侑の目が好きです。
惹きつけられる、魅力的な目の力を持っています。

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画像は公式サイトより引用。


また、しっとりとした劇伴も本作に本当に合っていてですね。公式サイトによると音楽は大島ミチルさんという方だそうで、私があまり知らなかっただけでかなり有名な方だそうです。また一つ覚えました。

侑が、告白のことについて自分の気持ちを語るシーンで流れるピアノ曲は最高でしたよ。上手く表現できないのですが、なんというか、心を撫でてくる感じ、でしょうか。作品にぐっと感情移入させてくれます。
心理描写のされ方もとても丁寧でして、本当に見ているだけで引き込まれる雰囲気を持っているんですよ。

終わりに

きちんとアニメを久々に見始めたそのクールにて、早速素晴らしい作品に出会ってしまいました。まだ1話ですが、これはもう面白くなるしかないだろうという確信があります。
昨日5日に放送開始ですが、11日頃よりネット配信も行われるようですので、1話を見逃してしまった方は是非チェックしてみてください。
2話以降が本当に楽しみです。