隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第5話 憂鬱と親子のこと。

サブタイどおり「親子」というのがキーワードになる今回。自分の体質のせいでまた父の仕事を台無しにしてしまい意気消沈してしまう千波美。ただあまりに落ち込んでいたために周りに、特に(意外なことに)園美に心配されてしまう。しかしそれは、園美自身が、親との関係がぎくしゃくしていたから。夕方の学校の屋上でのシーンで、園美が「あんたのこと嫌いだと思ってたりしたら、とっくの昔に一家離散とかしてるわよ」「(略)でも取り繕うってのは、これからもあなたと一緒にそういう生活を続けていきたいっていう意思表示でしょう?あんたから逃げてどうすんのよ!」と千波美を一括するシーンは、回想の入れ方もうまく、なかなか心にぐっとくるものがありました。前から思っていましたが、園美は本当に良い子ですね。純粋です。
最後、光太郎からお礼を言われ、頬を赤くして嬉しがる園美はかわいすぎでした。「ありがとうって、光太郎が私にありがとうって、光太郎が」 かわいすぎでしょう。千波美の話でもありつつ、園美の話でもありました。