地上波はチバテレビとKBS京都の2局だけという前代未聞の放送局の少なさで、いよいよ始まりましたこどものじかん。SchoolDaysの例もあり、もしかしていきなり放送休止になったりしないだろうかと不安でしたが無事アバンが放送され始めたのでなぜかほっとしました。アバンは、原作通り着替えの最中の教室に入るというハプニングから。これはもしかして期待していいのかなと思わせてくれました。が、本編に入ると危ういシーン、セリフは見事に規制が入ってました。最初の規制は、かの有名な「中出し希望」。「の」マークが入っている四角いカットで隠されていました。さらに音声規制では、「筆下ろし」は「の」マークでの規制、「童貞」では音声カットでした(童貞カットは2度ほど)。映像では続いて、りんがパンツを脱いで先生を半分脅迫するシーン。脱ぐシーンが「の」規制。脱いだ後は見えないような見せ方になってました。木から落ちるりんを助けるために下敷きになった青木、目が覚めてぼうっとしているときに思い描くりんの映像(原作だと全裸のイメージシーン)が「の」規制。そしてBパート最後の、3人全員でのスカートたくしあげシーンでも「の」規制×3。まさに規制規制、規制の嵐でした。
とりあえず、ここまで規制が入りすぎてしまうと、初めてこの作品を見る原作未読者はわけが分からないだろうなという印象。それと、美々が1話で登校拒否から復帰しましたが、これも違和感が残ってしまいました。2話から3人登場させたいという思惑かはわかりませんが、ちょっと展開を早くしすぎたんじゃないかと。この作品は、シリアスな面があって、その辺りの心理描写なども私は好きなのですが、1話に関していえばそのシリアス面がうまく描けてなかったかなぁという印象を受けました。ただ、まだ始まったばっかりなのでなんともいえないのも事実でして。しかし、このまま規制だらけになりすぎるのも考えものな気がしてきました。半分ネタでやっている部分もあるんだろうなぁとちょっと思ってしまいます。と、色々と突っ込みどころはありましたが、とりあえずは放送してくれたKBSには感謝感謝。来週からも楽しく視聴したいと思います。