隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

紅 第1話 EDのクレジットが読みにくい

私は基本的には、アニメ→原作というパターンがほとんどで、原作レイプだとか声優がイメージと違った、とかいう状況にあまり陥ったことがないどちらかといえば幸せな人なのですが、久々に大好きな作品がアニメ化されました。紅と、同作者による電波シリーズは受験時に現実逃避をするために何度もループした作品でありそういう意味でもとても思い出深い作品です。
さて、そんな前振りは置いておいて、つまりあまり原作と比較したりとかすると感想ってものすごく味気ないものになるんですよね。「原作は〜だけどアニメ化されて〜」とかで切り捨てることが出来てしまう。とは言いつつもやはり原作のイメージってとても強いですよね。さてさて、イメージという意味ではOPなんかは想像していたものと違ってましたが、これはこれでありだと思います。OPと本編の内容に差がある、というこういうギャップは私は結構好きでして。あえて原作と比較して、気になったところをあげるとするならば、

  • 登場人物のイメージが全体的に違う

例えば弥生。弥生は紅花のお付きの人ですね。1話にしてかなり喋ってましたし、また現在連載中のジャンプスクエアでも結構影が濃いですよね。そして紅花。紅花がとても善人な人に見えてしまう。根が善人とかそういうのは置いておいて、クールという言葉が似合わない人になってる感じでしょうか。全体的にクールな人がクールに見えない現象に陥ってました、私だけでしょうか。そういう意味では紫はとてもよかったです。実は紫のキャラが(声優さん的にも)一番心配でした。ですが、1話を終えてみれば実は紫の声が一番しっくりしていた気が私はしました。紫の声優さん、悠木 碧さんのブログをチラッと見ましたが中々好感の持てる印象を受けました。そういえばこのアニメは通常のアフレコとは違い、プレスコなんですよね。簡単に言うと、先に音声だけ収録して後から絵をつけるというものです。最後まで作画が崩れたりしないように祈りたいです。
言い出したらいくらでも原作との相違点なんて発見できるわけで、そんなところばかり着目しても多分このアニメは楽しめない気がします。原作未読の人でも楽しめた1話だったと私個人は思います。さあ、紫のかわいさに圧倒されたら次はぜひ原作を。そんな私も、7歳の女の子がヒロイン、というネットの情報だけで原作を買った口です。