隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

狂乱家族日記、さっぱり面白いよー

やっとこさ溜まっていた狂乱家族日記を一気見しましたのでちょこっと感想をば。現時点では第8話の「やさしい死神の作り方」までの視聴となります。さらに原作を1巻だけ買ってすでに読了済みという状態。とりあえずこの時点までだと、評価二重丸です。
さて、私はアニメにかなり「萌え」を求める派なのですが、その点については文句無しです。凶華の、実は凰火の事が大事なんだよーっていう時折見せる赤ら顔だとか、回想でわずかにですが描写された小さい頃がとてつもなくかわいい千花だとか、全般かわいい優歌だとか。特に優歌は存在がかわゆいですね。花澤香菜さんはいい仕事をしていらっしゃいます。そして千花。最初は優歌しか見えなかったのですが千花が段々とかわゆくなってきました。あのツイテは反則的なかわいさです。
次にストーリーの流れですが。基本的にギャグで押すかなと思いきや実は根底にはシリアスなものがありますね。人それぞれ重い過去の設定があるようでして。特に複数回にわたって繰り広げられた優歌&千花のお話は実はかなり重かったですよね。最終的にはえらく簡単に解決したようには思えましたが(爆発した)、それまでの過程で優歌が何度も暴力を受けるシーンはかなり痛々しく描かれていました。そして全体を通してみると1話完結物ではなくちゃんと継続された物語になっています。家族の絆が段々と深まっていく感じが良いです(絆の深さは表面的に受け取れる範囲ではある程度で止まった感も無きにしも非ずですが)。
さて、せっかく原作の1巻を読んだということで少しだけその点も踏まえますと、このアニメは「アニメ→原作」の方が面白いかも、という印象。ただしアニメから原作に入って先に原作を読みきるということではなく、読むならアニメ進行部分までという意味で。まず、原作から大きくかけ離れたトンデモ展開にはなっていないという印象は受けました。いわゆる、原作をそのまま再現したけれども細かいところはカットしたりちょっと違う演出にしたりしている、という感じ。もちろん細かいところを指摘していけば際限はないのでしょうが。ただし結構アニメの進行が早いようなので、原作をもう少し読み進めても良いような気がします(原作では1巻でようやく千花との事に決着がつくところまで)。
キャラに萌えられる、ストーリーは基本ギャグで時々シリアス。笑って楽しめる良アニメかなという、現時点までの評価です。