1話の視聴を終えましたので感想を。原作は読了済み。読み始めたきっかけがあまり思い出せないのですが麻雀漫画で絵が可愛いからという理由で買ったような覚えがあります。はいてない、百合などのキーワードが当てはまってしまう素敵な作品で、かわええのうと思ってる間に読み終わってしまうような漫画かと。
そんな咲がアニメ化です。ヒロイン咲の声は(個人的に)久々の植田佳奈さんです。キャラデザもそうなのですが、原作が好きな人が満足できる仕様になっていると思います。頬の染め具合とかはいてない具合とかが最高だと思います。原作でもそうなのですが、麻雀のルールについて説明が入らないのが鬼畜仕様。原作ではコマ外などに辛うじて(それでも分かりにくい言葉の説明が一行程度とか)入る感じですがアニメでは全く無いようですね。多分麻雀を全く知らない程度の人から多少知っている程度(役を知っている程度、それこそ須賀京太郎(CV:福山潤)のような感じの人)にとってはなんじゃらほいって感じでしょうかね。ただ意図的に省いている気もします。やはり麻雀講座のような時間を取ってしまうと尺がどうしても削られてしまうと思うので、それならばあえて説明しないという演出も有りかと思います。アカギとは違い、どちらかというと麻雀の細かい奥深さを見せる作品ではないと思うので、それならばもっと別のところに時間を割くというのは正解だと思います。愛しいはいてないヒロインたちが、麻雀打ってるぜーっていうのを楽しむのが賢いかと思います(やっている麻雀の内容が悪いとかそういう事ではありません)。
原作1巻をちょっと読み直していたのですが、第1話をかなり忠実に再現してありました。初見、ストーリーやキャラの配置などが原作っぽいなぁと思って読み返してみると思いのほかしっかりと再現されていたのに驚きました。原作を持っている方はぜひ読み直してみてください。
アニメで、咲が嶺上開花自摸(リンシャンカイホーツモ)を上がった時にちょっとオーバーな演出がありましたが、実に原作っぽくて好きです。この作品では度々こういった稲妻がバチバチいうような演出がなされるのですが、音と映像が実にアニメ化されたっぽくて良かったです。こういった演出は映像化されてなんぼだと思うのです。
と、ちょっと細かい話をしましたがとりあえずお気に入りのキャラクターを見つけたのなら「キャラ萌え+麻雀の神がかり要素が入っているアニメ」、と考えて見ても良いと思います。DVDの予約特典等はまだ決まってないようですが、この調子だと麻雀講座どころか出演声優による麻雀大会なんてのもありそうですね。各巻1局収録!みたいな謳い文句が出ても驚きませんよ。