隠れてていいよ

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true tears Blu-ray BOX予約スタート 乃絵派はどうする?

詳しくは公式サイトをどうぞ。
今回は非常に釣りっぽい記事なので話半分でお読みください。
タイトルがすでに間違っています。正確には「乃絵が好きで好きでたまらなく、放送中は乃絵にぞっこんで、比呂美エンドになりかけるたびにハラハラし、しかし最後にはやはり比呂美エンドとなり、乃絵の置かれた境遇に満足できず、本当は当初はDVDを買おうと思っていたけれども、最終回ももちろんそうですしストーリー全体を通してみれば乃絵が輝くシーンもたくさんあるけれどやっぱりどこか、どこか釈然とせず、やりようの無い思いを抱え、DVD購入を見送った」層はこのBlue-ray BOXを購入するのかどうか?という事です。そもそも作品に対して感じ方が大きく違うため一概に括れないのはわかっているのですが、少なくとも最初はDVDを買おうと思っていたけれどもストーリー展開に満足できず買わなかった層、というのがぎりぎり括れる範囲でしょうか。私はtrue tearsという作品がトラウマになっていまして、もう一度最初から見返したいけれど見返すのは怖いというのがあります(比呂美が利する事が許せず、乃絵の境遇に満足できないなどほぼ気持ちの問題です)。
作品を正当に、というより冷静に評価するためにはやはり落ち着いてからもう一度その作品を別の視点や考え方をもって見るのが一番だと私は思うのですが、それすらも留まってしまっています。当然、乃絵が可愛すぎてたまらない回、シーンがたくさんあります。ですが最終的に自分が満足がいかないエンドになることが分かっているが故に、幸せな乃絵すら見ることができないんです。公式でBlu-rayを抱えているのは結局乃絵でした(最初はBlu-rayを抱える手、のみの画像掲載でした)。その乃絵は実は笑っているんですよね。ニコって。少なくとも、「Blu-raytrue tearsが発売する(かも)。やったね!」という意味合いがある画像だと思います。するとどういうことかというと、乃絵がBlu-ray発売を願っている、つまりその作品に対して乃絵は肯定的であるという解釈をしてしまうわけです(心情的に)。この辺現実とアニメの区別が曖昧で危ないです。つまりこの作品において、乃絵の扱いに満足できないという評価を自分の中で下したはずなのに、その乃絵が笑顔でBlu-rayを抱えているのが矛盾しているように感じる、という事です。公式画像における乃絵の笑顔を見ると、かわいいなぁと思うと同時になぜか胸に何かこみ上げるものがあるんです。ここで冒頭の話に戻りますが、つまり程度や考え方に差はあるもののストーリーに満足がいかなかった層が果たしてBlu-ray BOXを買うのかどうかというのに非常に興味があります。
ここまで読むとtrue tearsという作品はストーリーが悪いというイメージが付きそうなんですが、そうではありません。興味があれば私が本放送時に書いた感想などに目を通して頂きたいのですが、作品としては非常に質が高いと私は思います。景色がとてもきれいに描写されているという評価についてはもちろんそうなんですが、やはり人間関係の描かれ方がとても良いです。当時は本当に最後まで、一体登場人物がどんな気持ちを持って他人に接しているのかを考えさせられました。キャラクターたちの真意を測る事が非常に難しい作品であったと私は思いました。
ここまで書いて、やはりもう一度見返したいなという気持ちが出てきたのですが、先ほど述べた理由によりやはりやめとこう、と堂々巡りになっています。こういう繰り返しをもうやめるためにもいっそBlu-ray BOXを買ってみるのもいいかなとも思ってきました。申し込み受付期間は2009年11月10日〜12月16日だそうなので、忘れない程度にギリギリまで考えたいと思います。作品としては好きだけどストーリーには満足できなかったというのは矛盾しているようで矛盾していない?