隠れてていいよ

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刀語4話 つまり・・・どういうことだってばよ!?

4月29日に放送された刀語4話、薄刀・針の感想です。視聴された方はご存知かと思いますが、その真相は「虚刀流なんていらんかったんや!」と言いたくなるような展開。もちろんいい意味で、です。
見ていない方に簡単に説明いたしますと、前回3話の次回予告は、薄刀・針を所有する錆白兵というキャラクターと主人公の鑢七花が死闘を繰り広げる!という内容でした。七花、ついに苦戦するのかぁとこちらの気持ちを煽っていたわけですね。さらに4話の冒頭でも散々に「錆白兵は本当に強いんだよ!」と説明がなされ、さて楽しみだなと思っていたわけです。その後の展開は、毎度かませ犬になる真庭忍軍が登場し、七花の動揺を誘うために姉を拉致しようとします。が、実は姉が最強設定という事が発覚。かませ犬の真庭忍軍が善人で、七花姉の方が悪人に見えるほどの描写が延々と続きます。
さて、その後の展開と書きましたが、つまりはその後は七花サイドのお話がほぼ描かれないのです。描かれるのは、「あぁ、あの錆白兵という剣士は強かったなー、苦戦したなー。」、あの技はすごかったなぁと体験として話されるのです。もちろん回想など無しに。
素晴らしい、ここまであからさまな事を平然と出来るのが素晴らしい。批判とかウザッたさとか、落胆とかそういう気持ちをすっ飛ばして、素晴らしい。痛烈です。
当然、真庭忍軍サイドが綿密に描かれているわけですが、是非自身の目で見ていただきたい。久々に「うわー」っていう気持ちになりました。やられたーみたいな。