隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

Angel Beats!10話 プロポーズ.txt

結婚。女の究極の幸せ。

でも、家事も洗濯もできない。それどころか、一人じゃ何にも出来ない、迷惑ばかりかけてるこんなお荷物、誰がもらってくれるかな
神様ってひどいよね、私の幸せ、全部奪っていったんだ

そんなこと、ない

じゃあ先輩、私と結婚してくれますか
え、あっ、それは


日向「俺がしてやんよ」


音無「日向」


日向「俺が結婚してやんよ。これが、俺の本気だ」
ユイ「あ、そんな。先輩は、ホントの私を知らないもん」
日向「現実が、生きてたときのお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ。もしおまえが、どんなハンデを抱えてでも」
ユイ「ユイ歩けないよ。立てないよ」
日向「どんなハンデでもっつったろ」


日向「歩けなくても立てなくても、もし、子供が産めなくても。それでも、俺はお前と結婚してやんよ」


日向「ずっとずっとそばにいてやんよ」


日向「ここで出会ったお前はユイの偽者じゃない。ユイだ」


日向「どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ」


日向「また60億分の1の確立で出会えたら、そんときもまた、お前が動けない体だったとしても、お前と結婚してやんよ」


ユイ「出会えないよ。ユイ、家で寝たっきりだもん」


日向「俺、野球やってるからさ。ある日、お前ん家の窓、パリーンって打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前がいるんだ。ひひっ、それが出会い」


日向「話するとさ、気が合ってさ。いつしか毎日通うようになる。介護も始める。そういうのはどうだ?」


ユイ「うん。ねえ、そんときはさ。私をいつも一人でさっ、頑張って介護してくれた、私のお母さん、楽にしてあげてね」


日向「任せろ」


ユイ「ん。よかった」