- アニメについて語るときのわれわれの語り方(アニプレッション!!)
面白そうな記事があったので、自分なりに色々と考えてみました。
筆者の主張のまとめ
上記事を自分なりに読み解いてまとめてみると以下のようになります。
- アニメの感想または評価を行っている人は、「多角的に論じている」人が多いのではないか。
- つまり、無意識のうちにアニメを総合的に評価しているのではないか。
- 総合的とはつまり、作画・脚本・声優といったファクターから成り立っているということである
- 筆者の主張「作画を語るのとアニメを語るのは別。また、脚本を語るのとアニメを語るのも別」
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記事後半ではファクターと観点の違いについて論じられていますが、頭が痛くなったので多少放置。
私の意見
まず前提としては、あるアニメの感想を書く際は、作品全体を通しての場合と各話など短期的な場合があるということ。
作品全体を通しての場合、多角的に論じようとしてしまう人が多い、という主張は大いに頷ける。そして同時に、魅力的な感想・批評を書く人は筆者の述べている通り「ある点」を挙げて、そこをメインに作品論を展開する人が多い。
さて、上の記事では色々難しく書いてますが、端的に言うと、自分がそのアニメを見て心動かされたものを中心にアニメを語っていけば良い、のではないでしょうか。
作画・演出等について知識を持っていることは、自分の感想をより魅力的にしたり、そもそもそういった知識がその人の持ち味だったりするわけですが、おそらくそこは本質的な所ではない。繰り返すと、自分がそのアニメを見て、心動かれたところを伝えればいい。欲をいえば、そこから作品全体や別の観点に言及することが出来ればなお良い。
true tearsという作品では、私は乃絵について色んな観点から考察してみましたが、結局それは作品全体を理解していくことに近づいたと思っています。そしてtrue tearsという作品を感想として残す際には、乃絵の気付きから、論を展開していることが多い。
分かりにくいので例を出すと、乃絵と比呂美と眞一郎についてのドロドロな関係を考えたことで、愛ちゃんと三代吉の恋の純粋さに気づいた、等。(参考記事:true tears BDBOX発売 乃絵派の視点から、もう一度この作品を考える)
まとめ
アニメの感想を書く時は、まるで呼吸をするかのように書ける事を書く。それがつまり、自分が一番伝えたいことで、共感したい・してもらいたいことのはずである。そして、その作品を最も輝かせる感想を書ける要因になるのではないかと思います。