隠れてていいよ

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これはゾンビですか? はい、北斗神拳伝承者です

あらすじ

人は本来持っている力の30%しか使えない、しかし北斗神拳はそれを100%まで使えるのが極意。北斗神拳奥義の一つ、転龍呼吸法である。
そう、主人公である相川 歩 (あいかわ あゆむ)は北斗神拳伝承者だったのだ。

歩が他キャラと絡みだすと面白い

ライトノベルをそのままアニメ化したようなアニメだなぁ…と、前半は少し退屈気味に見ていたのですが、ヒロインであるハルナが登場したあたりから、画面に引き込まれました。
主人公である歩一人だけでボケていてもイマイチですが、キャラと絡んで漫才みたいなことをしだすと非常に面白い。これがこの作品の真骨頂なのかもしれません。

そういった意味で、後半の教室でのシーン、ザリガニ怪人が入ってくるところからの面白さが凄い。真面目にやってるはずなのに笑えてくるタイプ。歩とザリガニさんとのやり取りが笑える。特に一番最後の「それキックじゃねー」は、お約束ながらも、きっちり言ってくれるところが素晴らしい。

変身バンク時の音が、コミカルでいい。

ただし、歩は除く。魔装少女は女の娘がやってこそであって、男の娘は駄目だ。このネタは、絶対に笑ってしまうという意味で反則。多分、次回以降は魔力がハルナに戻るのだと信じていますが、もし毎週主人公の変身バンクがあったら…と思うと、背筋がゾッとします(いい意味で)。

今後の展開

主人公がゾンビという設定は面白い。この設定を生かしたトンデモ話が続くのでしょう。
主人公もハルナも、暗い過去がありそうですので、そちらの種明かしも楽しみです。でも、シリアスになりすぎないよう、お願いします。