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応募したかっただけじゃないんだから。
さて教習所に始まり、初心運転者講習や免停講習、免許更新講習等々、様々な講習が存在しますが、私は今までこれらを、つまらないとしか思えませんでした。どうも興味がそそられないのです(もちろん、ちゃんと真面目に受けていますよ)。しかし、最近免許更新に行った際、この講習を面白いと感じたのです。
プレゼンがうまい
聴衆、つまり私たちの興味を引く喋り。プレゼンテーションの場は、自分が言いたいことをダラダラと話す場ではありません。自分が伝えたい事を、聴衆にきっちりと聴いてもらい理解して納得してもらわなければなりません。発表内容が専門的であれば、難易度はさらに上がるでしょう。当然そのためには、様々な工夫が考えられます。はてブにも、「プレゼンを成功させる、たった5つの方法」なんて記事がよく見受けられます。
さてこういった講習は、やれ「安全運転を心がけましょう」という、そんなことは分かってるよ!という事を繰り返しお話される類のものがほとんどだと思います(もちろん、ちゃんと真面目に講習は受けていますよ、ということは付け加えさせて下さい)。それを魅力的に話すのは、とても難しいと思います。
メタ的な発言は、笑える
時折ジョークを混ぜる、テンポよく喋る、実際の事例を挟みイメージしやすくする…など、そのプレゼン担当の方には素晴らしい点が沢山見られたのですが特に面白いと感じたのは、「メタ的な」発言をされることでした。
警察官や、それに近しい人がメタ的な発言をするのは、諸刃の剣なのです。例えばとして、「アルコールは0.15mgまでなら酒気帯びにはなりません。だいたいこれが缶ビールの半分くらいの量です。だからといって缶ビール半分くらいなら飲んでも良いというわけではないんですよ。」「後部座席のシートベルトをちゃんと締めさせているという方おられますか? 確かに後ろはどうしても忘れがちになったり、まぁいいやっていう気持ちになったりすることはあります。でも絶対に着用してください。」など。これをメタ的と表現することに違和感がある方もおられると思いますが、あくまで私はそう感じたということで。
さて、なぜこういった表現に私が興味を惹かれたのか。それは「おいおい、そんな事言ってもいいのかよ」とか「確かにそうだよねぇ」と、心の奥底にあるモラルのようなものをくすぐられるからなのかな、と考えています。誰しも交通ルールについて、心のなかで思っているモヤモヤした部分があると思うのです。それを、警察官などの人に同意されると、「おっ?」となるのです。心理学用語に、こういう人間の心理を言い当てた言葉がありそうですね。