隠れてていいよ

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GOSICK2話。「関係?そんなの関係ない!」に感情移入した

1話とは打って変わり、ミステリー調な内容になっています。ヒロインのヴィクトリカが探偵で、主人公の久城一弥がダメダメ助手、といったところでしょうか。
ストーリーとしては面白い。というのも、多分に恐怖感を煽る演出が多いので、見てるとドキドキします。ただし、ネタばれというか、種明かしがどんどんされていくので、余韻に浸る時間は短いと思います。

主人公に感情移入しにくい

「主人公がヘタレなんだけど、でも騎士道精神を持っている」という設定は、ハマれば「きゃーかっこいい」ってなるんですが、失敗すると「うぜー」となる諸刃の剣だと思います。というのも、普段がヘタレであるがゆえに、唐突にかっこ良くなると、ちぐはぐな感じがするのですね。ですので、キャラの背景をちゃんと掘り下げて感情移入させておけばよいわけです。が、今作では主人公である久城については、2話において多少の過去回想があったものの、まだまだ弱い。だから、感情移入が出来ない。だから、全体としてこの作品を語る際にはマイナス評価となってしまうのです。

今週の笑いどころ

今週、私が腹を抱えて笑ったシーンは、物語は終盤、キャラの一人が錯乱し銃を持ち出してヴィクトリカを撃とうとするシーン。主人公の「ヴィクトリカは関係ないじゃないですか!」に対して錯乱したキャラが言ったセリフ、「関係?そんなの関係ない!」がツボに入りました。
ヘタレな主人公がかっこ良くキメるシーンなんですが、コントにしか見えない。主人公よりも錯乱したキャラに感情移入してしまうという、本末転倒なことをしてました。「確かに関係ないよね」って、ずっと突っ込んでました。こんなアニメじゃないはずなのに…。