第1話のサブタイトルが、「クラスメイトは全員女」。ただの萌えハーレムものなのかなぁと、ほとんど期待せずに見たのですがこれが面白い。確かにハーレムになりそうな雰囲気があるのですが、ただの萌えアニメではありません。公式曰く、《メカ×少女》ハイスピード学園バトルラブコメ。この煽り文句に恥じない内容でした。
メカの部分
こちらに関しては、まだアバンタイトルでの戦闘シーンしか描かれていないのでなんともですが、アクション性のある機体のようですので、期待できます。メカアクションは非常に燃える。インフィニット・ストラトスとは、いわゆるメカスーツ。操縦中は顔が見えるようで、分かりやすい。
ちなみに、1話を見返してからアバンの戦闘シーンを見返すと、キャラが理解できて面白いです。
ハイスピードの部分
サクサクと話が進んでいくのは、だらけなくて良い。というのも、色んなイベントが起こるので楽しい。転校イベント、幼馴染関連イベント（再会イベント、風呂上りご対面イベントとか）、主人公かっこいいベント等々…。切り替えがそれなりに早いので、飽きない。
学園の部分
学園が舞台ということは、学園ならではのイベントが起こりうる、ということなのですよ。特に、教室イベントは外せないですよね。普段の日常的会話が行われるのはもちろん、イベントの発生点にもなるのです。1話でいえば、セシリア・オルコットさんとの決闘イベントがそうです。他の生徒が見守る中で言い合いをするというのは、たまらなく好き。
ラブコメの部分
おそらく、この部分が一番重要で、そして一番伝えたいことです。主人公、織斑一夏（おりむらいちか）の幼馴染でヒロインの篠ノ之箒（しのののほうき）というキャラクターが登場するのですが、このキャラクターの魅力度が半端ない。どの辺りを一番気に入っているか。それは、性格がきつすぎないところなのです。
というのも、女の子らしいシーンが多い、ということなんです。主人公と久しぶりに再会し、校舎の屋上で会話を交わすシーンは、素晴らしい。クールに「え？箒のことを覚えてるのは当たり前だろ？」的な事をいう主人公に、赤面し、しどろもどろになるんですよ…可愛い。それ以外のイベントも総じて可愛い。ツンデレは、9：1が理想だと思う私でも、思わず7：3位でもいいかもと思わされる可愛さ。
みんなが狙ってる
女性しかいない学校で、男が一人やってくるというシチュエーション。一部の女の子には人気があっても、全校生徒から人気があるという設定は珍しいですねぇ。1話でも、女の子から黄色い声を浴びせられる一夏。うらやまけしからん。なにより、ヒロイン以外の女の子も総じて可愛い、そして胸が大きいのが特徴。
男よりも女が強い、という設定
ISは女性しか扱えないはずなのに、世界で唯一、主人公の一夏は操ることができるという設定。そのおかげで、この世界では男性よりも女性の方が強いのだそうです。戦争すれば3日で男が滅ぶほどだそうです。こういう設定って、珍しいですよね。それを逆手にとっての、1話の決闘イベントの流れ。女がハンデをもらうという思考が普通、という世界観は素晴らしい。
まとめ
篠ノ之箒が可愛い、これだけでも見る価値があります。それに加えて、上に挙げた様々な要素が絡み、非常に楽しい作品になっていると思います。オススメです。
