書かれている内容
- 野兎編に3話使う必要があったのだろうか?
- 作られすぎたキャラ設定、演出に違和感を覚える
- バックグラウンドを理解してからの4話には期待
感想
野兎編とでも言うのでしょうか、3話までで一区切り付きました。他人の感想に目はまだ通していないのですが、「復讐を美化しているのはけしからん!」という意見があってもおかしくないと思ったり思わなかったり。
さてさて、3話までのゴシックを視聴して思いましたが、淡々としすぎていて感情移入できない、というのが正直なところです。人が死んでもほとんど動揺しない登場キャラクターたちってどうよ?という疑問も前提としてはあるのですが、ストーリーが作為的過ぎて嫌悪感が来るというのが正しい表現か。
「ヴィクトリカは僕が守る!」「最初に目が覚めた時から気づいていたよ」といったセリフに代表されるのですが、あまりに作られすぎたキャラ設定というか、それをストレートに表現しすぎているといいますか。
言葉にしにくいのですが、こう、結果ありきの演出、でしょうか。ヴィクトリカはこういう行動を取る、久城一弥はこういう信念を持っていてそういう行動をする、という設定をそのまま演出した感じ。違和感を覚えてしまいました。
3話まで(つまり野兎編)は、おそらくヴィクトリカを掘り下げるために使ったエピソードだと思うのですが、結果だけ見るならば、グレヴィールとヴィクトリカが腹違いの兄妹であった、という事実だけが存在しているわけです。ちょっと冗長だったかなぁと。
ただ、結果だけ見てもよろしく無いということはよく分かっています。つまり、ヴィクトリカは可愛かった、という事実は間違いありません。
さて、次回からは日常パートに戻るようで、鹿野優以さん演じるセシル先生が登場。楽しみです。バックグラウンドが概ね分かってからの4話、楽しめそうです。