MBSで、深夜放送されていた「キズナ一撃」というアニメを、勢いで見ていました。最初は酒に酔っていたため冷静ではなかったのですが、段々と酔いも冷めてきて、真剣に見始めました。
そもそもこのアニメ作品は、「若手アニメーター育成プロジェクト」というプロジェクトで選定されたアニメ作品だそうです。はてなキーワードを引用させてもらうと
- 正式名称「若手アニメーター等人材育成事業」
- 平成22年度より実施される文化庁のプロジェクト。アニメ産業の振興を目的とする。JAniCA(一般社団法人 日本アニメーター・演出協会)が進める。
- 制作会社から企画を募り、選定・評価委員による選定を受けた4社が短編アニメを製作する。完成した作品は劇場公開されるほか、毎日放送でも放映される。
キズナ一撃の前に「おぢいさんのランプ」という作品も放送していたのですが、あまりに酔っ払いっていて、内容を覚えていない始末…。
さて、キズナ一撃という作品、監督は本郷みつるさんです。本郷みつるさんといえば、有名はアニメーション監督・演出家です。私にとっては、クレヨンしんちゃんという作品で記憶に強く残っています。
残念ながら録画をしていなかったので、詳細な描写についての感想は書けないのですが、
- シンプルしかし濃厚ななストーリー
- しかし目立つアクション
- 萌えを全面に押し出さない
を主張したい。
シンプルしかし濃厚
ストーリーとしては、1話完結で見れる程度のシンプルなストーリー。勧善懲悪。主人公、キズナは先祖代々?受け継がれている格闘技を習得しており、幼いながらも強い。女子中学生という設定。見た目は男の子。
サクサクとストーリーは進みます。余計なものは一切無い。しかし、遊び心はある。見ていて、楽しませてくれる表現が多いこと多いこと。
しかし目立つアクション
先祖代々の格闘技を習得しているという設定。よって、戦闘シーンがあります。肉体をぶつけ合うわけなんですが、主人公キズナ(女の子)は頭身が非常に低い(デフォルメといっても良いくらい)ので、その小ささを利用し、素早く動く戦闘を行うので、動きが凄い。シャカシャカ動きます。見ていて楽しいし、そして間延びせず結末がすぐに現れるので飽きない。素晴らしいとしか言いようがない。
萌えを全面に押し出さない
ここはポイント。昨今の深夜アニメは萌えを押し出すタイプが多いですが、実はそんなに全面に押し出さなくても萌えは感じることができるのです。
キズナは、普段はボーイッシュ。髪をまとめており、まさに男。しかし、ある時ふっと髪を下ろして、セーラー服を着て、普通の「女の子」になるのです。かわいい、可愛すぎる、ギャップ萌え。
分かるでしょうか。直接的な萌えでなくても、いくらでも萌えを感じることができるのです。さらには、直接的でない、つまり想像しなければならないからこそ、余計にエロい。
最後に
酔っ払って、何となくテレビをつけたらやっていたアニメ。非常に面白いアニメでした。能動的に見るアニメ、受動的に見るアニメ、流行っているアニメ。いろんなアニメがありますが、興味のないアニメも、チラッとでもいいので、見てみてはいかがでしょうか。
いろんな発見がありますし、刺激がありますよ。
余談ですが、酔っ払っているときにアニメを見る、という手段も悪くはないと思います。