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これゾン5話の老婆の独り言とは何だったのか?―コメント返信 2011-03-13分

これゾン9話の展開がよく分からんかったという方へで頂いたコメント

大変解りやすかったです。ありがとうございます。
出来れば、京豆腐の辺りの話で、京子が病室で殺されてたり、最後その病室に老婆が居て独り言言ってたのもワケワカだったので、出来たらその辺の解説もお願いしたいです。何卒。

京子がなぜ病室で殺されていたのか?

これは4話「ちょ、俺輝いてる?」の、Bパート一番最後のシーンのことですね。
京子は魔装少女で、さらには特殊なスキルを持っているので「何度か」死ぬことができます。そして、死んで生き返る際に自由に体の再生をすることが可能です。6話でも、自分で自分を刀で刺して全回復していたシーンがあったかと思います。
だから、あの病室のシーンに答えを出すとするならば、一度自分を殺して回復した、が正解かなと思います。


前後のストーリーも含めてまとめます。京子は、お見舞いに来てくれた歩のおでこに手を当てて記憶操作しようとしました。しかし歩は魔装少女であったため効きませんでした。その時、京子は「歩がネクロマンサーと関係している」と感づいたものと思われます。よって、もう病院にいる必要がなくなったため、自分で自分を殺して全回復した。そして歩に会いに行った。これが答えではないでしょうか。

老婆の独り言とは何だったのか?

老婆の独り言は5話「ええ、京豆腐どすえ」Aパート冒頭のことですね。これについては、先程の話から少し繋がります。

ここからは私の推測ですが、京子はネクロマンサーを探すために入院していたように思えます。そんな中、ネクロマンサーと繋がっていると思われる歩を発見したため、もう入院しておく必要はないと考えたのでしょう。病院を抜け出すにあたり、自分が病院に入院していたという事実を消す必要があったのでしょう。そこで、魔装少女の力で病院内の人を記憶操作したり病院を再構成したのだと思われます

さて、老婆については幾つか可能性が考えられますが、下の2つあたりが正解かなと私は思っています。

  • 505号室は元々あのお婆さんの病室だった。それを京子が操作して自分の病室にしていた。
  • 京子が病院を再構成する際に、適当に構成したのがあの老婆だった。

「(老婆が)入院してもう1年になるし」というナースの言葉があるように、「え? 少し前まで京子の病室だったじゃん…」という恐怖を(制作側が)視聴者に与えたかったのではないかと推測します。こんな感じでどうでしょうか。

最後に

さて、以前書いた、これゾン9話の展開がよく分からんかったという方へという記事では幾つもコメントを頂きありがとうございました。よくよく見返せば、実は様々なヒントが隠れているこれゾンなんですが、確かに一度見ただけでは気づきにくいシーンもありますね。よく分からんかった、という方へのヒントとなれば、私としては嬉しい限りです。