隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

ノイタミナは…DVD(BD)が売れないことを強いられているんだ!

20111221023046

ロゴ自体はノイタミナとは (ノイタミナとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
集中線はgimp2により作成。


最近、私のフォロワーさん界隈と言うか、アニメクラスタ界隈でノイタミナに関する談義が行われたので、忘れないうちに幾つか、まとめておこうかなと。
100%のものを書こうとすると時間が足りないので、できる限り簡潔に進めます。なおツイートを幾つか引用させてもらっていますが、どうしても一部分を切り取らざるをえないので、ツイートしている方の前後の文脈と食い違っている可能性があります。

ノイタミナはオワコン?

ノイタミナと聞いてすぐに「オワコン」という言葉を思い浮かべた人は、半分正しくて半分間違い。間違いの部分は、「そんなレッテル貼りしてていいの?」。正しい部分は「確かに売り上げ的には厳しい作品が多い」「今後のノイタミナの方向性」。

以下のようなツイートを私はしました。


幾つかリプライをもらいましたが、リプライをくださった方はノイタミナをdisってるとは全くの正反対で、現実を直視して、そして意見を述べていらっしゃる。



売り上げ的な話をすると確かにあの花なんかは売れたけど、ネットの大勢として「ノイタミナ枠は売れない」というのが出来上がっているくらいには、私の肌感覚もそう言っている。

ノイタミナっぽいアニメとは何か?

では売り上げがイマイチだからイコール、ノイタミナはオワコンなのかと言えばそんなことはなく、むしろ始まっていくコンテンツだとすら私は思う。もちろん今後の展開次第という予防線はあるけれど。
ちょっと極論すると、例えば『C』という作品が生まれる余地がある所が、ノイタミナ枠のすごく好きなところ。本作品は「お金(経済)」と「未来」という二つのキーワードを持っていますが、これはまさに私たちの実際の、現実のものと深くリンクしており、まさしく一般向け・現実向けだと言える。
『C』BD4巻小冊子で、中村健治監督は、Cのコンセプトの最初のきっかけをこう仰っています。

――いつ頃からテーマをお金にしようと考えていたんですか?

「最初に8〜9人くらいのコア・メンバーで、ブレーンストーミングした時、『ノイタミナ』なので、『普段アニメを見ない人でも見るような枠かもしれないねぇ』ということから、これまでのアニメよりももっと普遍性のあるテーマに出来ないかと。ただ愛とか、そういう漠然としすぎているのは、ちょっと厳しい。モチーフとしてはもっとハッキリしているものを探して、いろんなアイデアを出したんです。その中でお金というのが出たんですが、すぐ『いや、これは止めましょう』みたいなことになりました」


その後、紆余曲折あって最終的にはお金がテーマとなったわけですが、こういう企画が通るのも良いところなのかなと私は漠然と思います。



ところで、ノイタミナっぽいアニメとはなんでしょうか? ハッキリとした定義はありませんが、元々ノイタミナは女性向けというか、普段アニメを見ないような層向けに作られた(企画)枠というのが私の認識です。


もちろん、ノイタミナ作品をさらにセグメントに分けたりとか、そういう作業だってできる。


(ツイート削除されていたので、@uraakan さんのツイートは削除


まぁ、小難しいこと言わず感情論的に言うと、心に残る作品が多いんですよ、ノイタミナは。暴論ですか? いいえ、愛です。

ちょっと余談

DVD(BD)を買う買わないの理由の議論は終わりが見えない気がしていて、それは個人によって理由が違いすぎるからだとは思うんですが、それでも幾つか考え方はあります。
ミクロな視点で言うならば、ストーリー・キャラクター・脚本…といった構成要素を自分が気に入るかどうか。購入へ踏み切らせるに足る内容であったか、ということ。




しかしそういった「購入たらしめる内容ではなかった」以外の理由も、やはり存在することは事実なのです。

この考え方は、まさしく『C』という作品が大好きだけどもDVD(BD)を購入されなかった方からお聞きした話なんですが、なるほど、と考えさせられました。


DVD(BD)を購入するかどうか、これ一つとっても人それぞれなのに、アニメの評価なんぞ、さらに人それぞれとしか言いようがない。

工作員や邪魔は入るだろうけど、絶対に流されるなよ。」

終わりに

だらーっと書きました。是非皆さんのノイタミナの考え方を、ブログにでも残してもらえたらなぁと思います。ツイッターはフローすぎるので、こうやってまとめておかないと勿体無い。
やり取り自体はもっと盛り上がったんですが、ツイッターの会話内容をまとめるのは非常に労力が要ります。
こう、Togetter以上ブログ以下の何かしらの方法を考えるべきかもしれない。もしくは、本記事のようなつまみ食いか。