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アイカツ15話 ラブは全て、ラブはパワー!

アイカツの第15話「クスノキの恋」を見ましたか?
この話は、おとめちゃんがプレミアムレアカード(略してプレミアムカード、全然略してない!)をゲットするために奮闘するお話。あらすじを公式から引用する。

いわば期末テストであるスペシャルオーディション合格のため、ハッピーレインボーのプレミアムレアカードをゲットしようと決意するおとめ。気難しいので有名なデザイナーに会いに行ったおとめは、その道中、初恋の思い出の「クスノキ」を探すおばあさん、郁代に出会う。自分もそのお手伝いをすることにしたのだが、デザイナーとの約束の時間は刻一刻と迫ってきていて…!


この話の面白いところは、おとめがお婆さんの手伝いをしなかったとしたら、普通に時間に間に合っていて「おそらく」プレミアムレアカードを受け取れていたということなのです。実際としては、時間に遅れてしまい「時間にルーズな奴にはレアカードはやれん!(意訳)」となるものの、お婆さんから貰った、とあるアイテムが実はデザイナーさんと関わりがあって……という流れです。


有り体に言えば物語を面白くするためにイベントを挟んだ、ということなんですが、こういう場合に私達視聴者が納得できるロジックというか理由が示されているかというのは結構重要なことだと思うんです。それが例え小さい子向けのアニメだったとしてもです。

結論から言えば、無問題。おとめちゃんの魅力が出すぎていてたまらなかったし、「時間は貴重」という教訓も示されていたし、なんというかラブユーだった。「まさにラブは全て、ラブはパワー!」だった。

ここで無問題と言っているのは、ストーリーの展開に無理がなかったかという点です。その点、困っているお婆さん(しかも案件が愛絡み)がいたらおとめが助けずにはいられないということは、展開としては素直でさっくり入り込めます。
ではもっと厳密に、「そのおとめらしさを出すための演出としての脚本はどうなのか」という点についてですが、この部分こそ小さい子向けのアニメに対して「ネガティブに捉えすぎる」ことなのだと私は思います。つまり「子供向けアニメに対してそこまで求めても」というやつ。開き直っているわけではなくてですね、おとめという人間性を示すためのイベントとして矛盾がなかったかどうか、というレイヤーで止めておくべきだと思うんです。
それ以上掘下げだしたら、もう仕方ないじゃない! 建設的な意見ならば嬉しいですが!
とまぁ小難しいこと言ってますが面白かった、という、ただそれだけなのです。



Bパート終了間近、今回ゲットした容姿の心得をいちごが読み上げる。内容が本話に沿っていてカタルシス。

いちご「一つ。容姿とは、自分らしさと思いやりのハーモニー。自分らしさをよく理解した上で、おもいっきり目立つ方法を考えるべし!」

自分らしさをよく理解していたおとめちゃんが見れた素敵な回でした。アイカツは素晴らしいなぁ。



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