ちゃんとアニメを見ようと思ったのがいつぶりだろうか、という言葉を書けてしまうくらいにはアニメをまともに見ていなかったここ数年。
クール通してという意味では、食戟のソーマ1期をもしかしたら見ていたかもしれない。特撮であれば、ニンニンジャーと仮面ライダードライブがそれか。
もうそれぐらいにしか記憶が辿れないくらいには「まともに」アニメを見ていなかったわけで。
多いときには、そのクールのアニメをほぼ全部（50本以上とか）を見ていたぐらいにはアニメジャンキーだったのに。
アニメから離れることをあんなにも恐怖していたのに、いざ離れてみると、辛さとか悲しさよりも、日々の忙しさのほうが勝っているというよく分からなさ。
案外人生なんてそんなもんなんだなと達観しつつも、でもアニメへの情熱も捨てきれないという支離滅裂さ。
精神的に疲れてしまった原因の一つは、ストレス解消が上手くできていなかったということは理解しており。
それとアニメとの因果関係は必ずしも証明はされていないけれど。
アニメを見ることは五感を最大限使って、加えてブログなどにアウトプットするときは更に使って。
なので、アニメを見てブログにアウトプットすることをやってみて、経過を見てみよう、そんなふうに思いました。
そんなリハビリの最初に選んだ作品は『ゆるキャン△』。「ゆるきゃんさんかっけー」じゃなくて、最後の△は山を模しているんですよね多分。
なぜこの作品を選んだのかというと、アマゾンプライムで適当なアニメを探していたときに目が入ったからです、というそれだけの理由。
ユルユルしたアニメで、リハビリには最適だからとかそういう裏は特にありません。
【第1話】ふじさんとカレーめん
さて、ゆるキャンというアニメ作品は名前は知っていましたが詳細は全く知らず。公式曰く、アウトドア系ガールズストーリーらしい。
2018年1月から放送開始された作品ということで、比較的新しい。制作はC-Station。聞いたことがない制作会社さん。このあたり知識のアップデートが必要。
スタミュという作品を担当したことで有名らしいが、今度はスタミュを知らないという体たらく。公式サイトいわく青春ドタバタ・ミュージカルストーリーらしいので、機会があれば見たい。
さて、まず第1話を見終わって感じた感想は「ゆるい」。なるほど、タイトルを冠することだけはある（ゆるキャンのゆるはゆるいの略に違いない）。
適度なツッコミどころを残しつつも、基本は真面目にキャンプするというのが1話の構成としてはすごく良かった。
つまり、ただ女の子を愛でるだけの作品じゃないぜという意図がちらりと見えた。もちろん、女の子は可愛いので愛でるだけでもいい。
主人公だと思われる、リンちゃん。本名は志摩リン。
さて突然ですが私は結構、アニメに限らずなんですが、キャラクターの髪の毛の長さを見誤ることがあります。
具体的には、本当は長いのに短く見誤る、ことが多いです。
紙芝居ゲーだと、立ち絵が見づらかったりすることで勘違いすることが多いのですが、アニメでも結構あるんですよね。
リンちゃんはまさにそれ。冷静に考えれば髪を後ろに束ねているのですから、ショートカットではないことに気づいてもよいはず。
しかしそこに全く目がいっていなかったわけです。これが男性の目線でしょうか。最後の登校シーンでようやく気づくという体たらく。長いのもいいね。
画像は公式サイトより引用(http://yurucamp.jp/story/episode01.php)
作品柄なのだと思いますが風景の描写が多いですね。風景は、これは割と実写っぽい描き方がされているので、この作品では風景は重要視されているところなんだろうなと。
もっと言えば、キャンプをすることによって得られる体験の中に良い風景を見て感じ入る、というところがあるのだろうと思っていて、そこをきちんと視聴者に伝えたいのでしょう。
伝わってきましたよ、富士山や山々の景色。
各務原なでしこはゆるキャラか
画像は公式サイトより引用(http://yurucamp.jp/story/episode01.php)
直感としては、真面目な子な気がする。ただ真面目だと受けが悪いので、おバカキャラのレッテルを貼るようなイベントが差し込まれたのではと邪推。
不可解な行動を起こすイベントはおバカキャラ扱いするにはうってつけで、第1話であれば
- ベンチに横になって寝ている (不可解レベル中)
- 後に移動する(不可解レベル中)
- 携帯なのに携帯していない(不可解レベル低)
- 日本語を喋らず擬音でしゃべる(不可解レベル高)
- 優先順位を見誤る(携帯借りるよりも飯)(不可解レベル中)
- およよ、とか言う(不可解レベル高)
- (全体的に)状況判断力が鈍い(不可解レベル低)
- めっちゃ走る(不可解レベル中)
- 校舎が見えたら「見えた！」って言う(不可解レベル中)
- わったしのげったばっこは、あっちかなーなどと言う(不可解レベル中)
ちゃんと日本語喋れないキャラだったらどうしようと心配しましたが、杞憂で、冒頭にも述べたとおり多分真面目な子な気がするのです。
この子は、色気からは程遠いと見せかけて、一番色気を出してくるキャラになるんじゃないかと思ったり。お風呂上がりに眠そうな顔で髪の毛全部下ろしているシーンが出たら勝ち。
つまり何かと言うと、なでしこちゃんの今後が大いに期待できる。りんちゃんよりなでしこちゃんにハマりそうな予感がします。
終わりに
1話はほぼキャンプパートだったわけですが、それでも面白かった。加えて2話以降は学校パートもあるようなので、これはかなり期待できそう。
キャンプアニメだからこそ、風景描写とか、実際にキャンプする様子とか感じ入る様子の描写に手を抜いていなかったのが好印象。見続けたい意欲が出る。2話以降も、期待していきます。
