隠れてていいよ

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リハビリ2作目、『小林さんちのメイドラゴン』 2話以降ついていけるかどうか

徐々にアニメを見始めてみようというリハビリ。
記念しなくてもよい第1作目は『ゆるキャン△』でした。
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2作目にはゆるそうな、小林さんちのメイドラゴンを選んでみました。
これもまた、アマゾンプライムで無料だったというのも大きいのと、前々からタイトルが気になっていたので。

OPで気づいたのは、制作が京都アニメーションさん。言われたらそうかもという感じだったけど、言われるまで気づきませんでした。
2016年4月にアニメ化なので、約2年前くらいの作品。2年ってアニメ業界ではそれなりに「古い」となってもおかしくない期間ですが、それほどギャップは感じず。
京アニのクオリティの高さなのか、アニメがそれほど進化していないのか。

ファンタジーをいきなり突っ込んでくる

1話を見終わって強く感じたのは、あまりに唐突になんの説明もなくファンタジー要素をポーンと突っ込んで、且つ何も説明がないということ。
久々にこれ系に出くわしたかもしれない。主人公が狼狽えないので、掘り下げが生まれる余地もなし。
大体は「おいおい、一体どういうことだよ」みたいな感じでどんどん設定の掘り下げが行われていくのが普通だと思いますが、一切行われず、普通にメイドメイドしているのだからすごい。
2話以降を見てみないとわかりませんが、これは最初っから説明は完全端折りなのかもしれません。
もしリアルタイムで見ていたら、ちょっと腰が引けるレベルで勢い突っ走り系。二人の出会いすら薄い回想で済まされて殆どすっ飛ばされている。
後に来ると思われるこの回想シーンの本番がまだ、待ち遠しくない。ガンガレ超ガンガレ!

エロい感じではない

それほどエロい部分を押し出していないのは意外でした。日常系で行くとすれば結構ネタ切れが早そうなので、どのあたりで緩急つけてくるのかに期待。
よくあるパターンは、2話以降でエロネタが増えてくる、新キャラであざとく攻める、あたりでしょうか。
トールを脱がしたシーンもそれほど引っ張らなかったのが意外。どうやら天丼要素もなさそうで、酔ったらあれになる、という小林さんのキャラクター性を際だたせるために用意したイベントのようで。
そうなってくると、ストーリーの起伏を作るためにはやはり新キャラ投入、になるのかなと、次回予告でネタバレされていたように。
ある程度新キャラが投入されたところで、ようやくトールの方の世界の掘り下げに入ったりするとか。

ギャグネタもそんなに同じことは繰り返せないので、どういう変化があるのかは期待です。
ビジュアル重視→このままってことですか? の流れはクスっと来た。

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このネタは今後も使われるかどうか……
画像は公式サイトより引用(http://maidragon.jp/story/episode.php#1)

職業:SE

主人公の小林さん、職業SEですよね。出た瞬間ちょっと胃が痛くなりましたよ。休職中の自分にはまだ早かったか。
私の職業は厳密にはSEではないのですが、同じIT業界というところで、胸が痛くなりました。
飲みに行きませんか、とまだ「明るい」時間に飲み屋に行っているのを見て、ええところで働いているなーなんて考える当たりもう駄目。

小林さんには仕事ができる感が醸し出されているが、今後会社ネタがどの程度挟まれるのか。ただ、トールは会社には出しにくそうなので、あー今日もしんどいなーと言わせるための装置として機能するのみか。メイド語り同期が自宅に訪問するイベントくらいはありそうですが、話が広がりづらそうで。


終わりに

さて、ちょっとだけ酷評っぽくなりましたが、正直1話を見た後のアニメの感想なぞこんなものかなと。
トールは、人に見えてしまうと違和感がある、というのが設定のネックになってますよね。どうしても自宅以外で話を広げづらい。
このビハインドをどのように跳ね返すのか。
リアルタイムで見ていない分、この1話の感想を見て、視聴済みの方からはいろいろニヤニヤしどころがあるのかもしれませんが、それは2話以降で確かめていくとして。

このアニメの面白いポイントはどこになっていくのか、それが楽しみです。