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漫画『宝石の国』4巻で心がときめいたシーンを語る

さて、タイトル通りではございますが、漫画『宝石の国』4巻を呼んで心がときめいたシーンを語っていこうと思います。
いつも通りではございますが、4巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。

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表紙

いや、表紙。と言うか装丁。4巻の装丁良すぎません? マジで。
語彙力がなくなるくらい、綺麗すぎます。
2巻の海の装丁も好きなのですが、緑輝く4巻もめっちゃ素敵。

宝石の国(4) (アフタヌーンコミックス)


アンタークチサイト

を死んだみたいに扱わないでー、な登場人物紹介。よく見ると登場人物紹介の時点でしろは描かれていたのですね。
蝶々がひらひら飛んでいるのが地味にポイント。

「強くなって満足か」

pp21より、ボルツの興味無さそうでめっちゃ興味あるジト目。
正直4巻のボルツが魅力的すぎて辛い。前から可愛かったけど、あなたは想いを上手く伝えられない不器用可愛いのキャラだったはずなのに。
なぜフォスに対しては正直に感情を表に出すのだ、良い意味で。ダイヤには怒ってばかりのように捉えられてるのに。

ピカピカピカ

pp30より、フォスとシンシャのピカピカ描写がたまりません。
気まずいフォスと、気になってたシンシャの表情もたまりません。綺麗すぎます。
背景なしの真っ白なのに、なんでこんなに輝きを表現できるんでしょうか?

フォスとシンシャがピカピカ(4巻pp30より引用)

指をピンと

「腕もなくしたな?」とフォスに指摘するシーンで、ちゃんと指さして聞くシーン。
その直前のコマでは、指を上にまさにあげようとするコマも描かれており、丁寧なシンシャの描写だなとため息が出ます。

「俺の知ったことではない」

pp33より、相変わらず素直じゃなーい。

フォスの目的は

「あんなに憧れた 戦争の仕事も 今はもう 危険な 作業?」というセリフがとても好き。pp37。
後半にも繋がるシーンではあるのですが、フォスは当初戦争に出て戦いたいという想いがあったのですよね。
それがまさか、「作業」という言葉で語れるときが来るとは、1巻では絶対に想像できませんでした。

シンシャの模倣

フォスの新しい腕による戦い方は、シンシャを想像させます。
毒液とは色が違うのでしょうが、ドロドロと融かして周りにまとわせて戦う様はアメシストが怖がるくらいにはシンシャのようである。
フォスが無意識的にこういう形態にしたのかと思うと嬉しいのやら悲しいのやら、です。pp39より。

「りっぱになって~」

ほんとにね~。pp43より。

勇気を持つ

アンタークはもっと勇敢だった……囚われすぎフォス。pp46,47より。

「僕と組め」

最高ですよねこのコマ。全身ボルツ。
ボルツの髪って本当綺麗ですよね。もう立っているだけで芸術。
スタイルもそう、バランスもそう、本当に絵になる。特に4巻のボルツは、多少絵の書き方が柔らかくなっている気がするので
それも相まって余計に可愛い。もしかしたら、柔らかくなっているのはボルツの心境の変化を表しているとかはありそうなのですが。pp52より。

きらきらボルツ

pp55より、ボルツがフォスに、戦闘指南を行うシーンにおけるボルツの髪の光り方がとんでもないです。
綺麗すぎ~の一言。言葉が入ってこないくらいには。

慈愛の目

pp64より、フォスの選択を正しいと思うダイヤの目。本当素敵な子ですわ、そして不器用な子です。ボルツと早く幸せになって欲しいです。

フォスはそう捉える

「…… おまえはそう捉えるか ダイヤには嫌がられた趣味だ」というセリフは、ちょっと分かりやすすぎるセリフとは言え、ボルツの口から語られるのがまた良いです。
ボルツとダイヤは不器用な二人であるとずっと評していますが、お互い理解ができていないというよりは歩み寄れていないというのが正しいのですよね。
だって自己分析できているんだもの。多分、踏み込みすぎると怖いんだろうなと思うのです。だからお互いあと一歩の所で踏み込めないでいると。尊すぎる。
pp72より。

迫力ありすぎる

阿修羅を思わせる月人の登場シーン。pp82より。
特に初見のときはゾクッとしました。こんな月人あり? ってね。

ボルツに頼りたい

pp103より、月人に追い詰められた時に助けを求めようとしたら、無意識に浮かんだあの人。
ダイヤさん、本当重症ですが、そこが良いです。大事な存在であることをもっと直接的に伝えないと伝わらないですよあのボルツさんには。

「兄ちゃん!」

スーパー吹き出しで必死に叫ぶボルツの叫び、これはたまりません。ぶっちゃけ4巻はボルツとダイヤのお話でしょ? って言われても間違いではないくらい濃いのです。
本当に心配性で、でも素直に伝えられない弟くんなんですよ……。pp116より。

「ぼあああああああ」

アレキちゃんの暴走モードめっちゃ好きです。この「ぼあああああああ」って声で全部が表現できてるのがすごすぎる。
こんな表現見たこと無い。pp129より。

暗い中での光る描き方

つまり、シンシャのピカピカ光る表現が本当に綺麗。pp168より。
本当に暗いはずなのに、なぜ存在感を出せるのでしょうかこんなに。

「おまえはどうする?」

pp177より、間を空けること無く即座に問いかけた言葉。シンシャは本当に普段から物事を考える子なのでしょうね。
この質問を、的確にフォスにすぐさま投げかけられるというのが良い。

終わりに

そろそろアンタークの呪縛から解き放たれなさい、フォス。自分のために、シンシャのために生きるのだ。

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