ハリー・ポッターの世界を舞台にしたオープンワールドなRPGゲームが、昨日発売されました(steam版は11日発売)。
当初購入予定は無かったのですが、周りから勧められたり、ここ最近仕事でストレスたまり気味の自分にご褒美的な意味もあったりで、購入していまいました。
こういう書き方をするということは、ゲーム自体には興味があったということなのです。
ゲームもといハリー・ポッターに、です。
原作ハリー・ポッターの第1巻が、日本版ハードカバーで発売されたのが1999年12月1日です。
私がハリー・ポッターに出会った当時は、第3巻のアズカバンの囚人までがすでに発売されていたような記憶があります。
一言で表すと、当時めちゃくちゃハマりました。
一時期はハリー・ポッターしか読んでいない時期が続いていまして、特に第3巻までは冗談抜きで30回以上は読み返していると思います。
また、本編外の解説書も記憶にあるものだと『幻の動物とその生息地』『クィディッチ今昔』あたりは読んでいたと思います。
ハリー・ポッターの設定も好きで、本編には殆ど描かれないような知識を貪欲に吸収していました。
例えばハリーたちが利用する教科書の著者の名前だとか、そういった細かい部分までを知りたい年頃でした。
リアルタイムで続巻を待ち、発売日には翌日の学校登校時間までに読み切る、ということをやっていました。
そうしないと、翌日ネタバレされてしまうからです。
人生で一番読書スピードが上がったのは、ハリー・ポッター発売当日だったかもしれません。
もちろんストーリーを知りたいという欲求があったのも事実で、あの謎はどうなるんだろうかと目が話せませんでした。
映画も、かなり見ました。一作目の賢者の石なんかは、まだVHSが発売されていた時代でした。
一作目は友達に借り、2作目以降はDVDで購入して飽きるほど見返していました。もちろん映画も公開初日に見に行きました。
そんな大好きなハリー・ポッターなのですが、原作及び映画のリアルタイムの盛り上がり以後、自分の中では殆ど触れることはありませんでした。
作品が嫌いになったとかそういう話ではなく、単に作品が終わったことで改めて何度も読み返すということがなくなっていっただけだと思います。
それ故に、やはり記憶は忘れていくもので、詳細はもう結構忘れかけているのが事実です。
ただ「とにもかくにも自分の人生観を変えた作品だった」事実は変わりませんし、今でも大切な大好きな作品だと思っています。
なので、このゲームが発売されると聞いたときに買わないという選択肢は本当は無かったのかも知れません。
「オープンワールドはちょっと手を出しにくいなぁ」なんてただの言い訳だったのだと思います。
なにかきっかけがあれば簡単に変わるぐらいの、そんなものだったのです。それほど、心の底にはハリー・ポッターのゲームをしたいという気持ちがあったということなのです。
さてさて、前置きが長くなりましたがそんなハリー・ポッターの世界を舞台とする骨太なオープンワールドRPGなのですから期待も期待なわけです。
様々の事前情報を見ていると評判もよく、ますます欲しくなっていき、そして発売日に購入していました。
ファーストインプレッション
私はPS5版を購入しました。
というのも、私の今の自作PCのスペックだとPS5のグラフィック性能に負けてしまうのです。悲しいかな。
グラフィックボードを買い替えようと思った時期がマイニング全盛時代で、とても買えなかったのです。
またPS5だと、4K対応していてゲームモードも優れている東芝さんのテレビに繋げば画質的にはかなり綺麗にプレイできるだろうという目論見もありました。
しいていうと、最近ゲームは基本的にPCでキーボード・マウスでやっていることが多いので、コントローラーでやるのがちょっとネックかなというぐらいでした。
とは言えですね、まぁゲームが楽しいのでそのあたりは何も気になりません。
というか、画質つよつよ過ぎてマジで感動します。
本当に映画を見ているような画質でプレイできるのですが、その画質で世界観が緻密に表現されているのですから、ホグワーツ特急やホグワーツ城が登場したときなんかはマジで鳥肌が立ちそました。語彙力がなくなるくらい。
ハリー・ポッターの世界に入っていろんなことをしてみたい、という欲求は誰しも持っていたと思うのです。
魔法を使ったり箒に乗ったり、ホグワーツ城を散策したり……言い出したらキリがないですが、憧れるじゃないですかやっぱり。
それができちゃうんですよ、自由度高く。細部まで精巧に作られている世界・オブジェクトも称賛しかありません。
またストーリーも、ちょっと原作のオマージュというか「分かってるねぇ」っていうところがあってニヤニヤもしてしまいます。
当初、プレイしなくてもまぁ良いかなんて思っていたのですが、やっぱりゲームは自分でプレイしないとだめですね、と改めて理解しました。
ゲーム体験は、ゲームをプレイすることでしか得られないことも多いと改めて感じました(実況プレイを見る派とかを否定しているわけではありません、そこのところ勘違いなさらず)。
まだ6時間程度しかプレイしていないのですが、序盤どころかチュートリアルも終わっていないような感覚で、やることが多すぎてこれはもう一生できてしまうな、と。
ハリー・ポッターという大好きな世界観で、いろんなことをやりながらもストーリーを進めていく……これは相当に面白いです。
自分はこれまでオープンワールド系のゲームを殆どプレイしたことがなかったのですが、今後手を出してもいいかなと思うくらいにはハマってしまいました。
ゲーム以外にも最近はやりたいことが多いのですが、しばらくは優先度がホグワーツ・レガシーになりそうです。
終わりに
と、正直ゲームの感想なのでプレイしてみてください、ぐらいしか言えないのですが、ハリー・ポッターが少しでも好きならば買う価値あります。
お金の問題じゃないです、これは体験しないと損だと思います。